2021年09月29日 11時49分試食

昭和と平成で最も売れた期間限定カップヌードルの復刻版、「ポークチャウダーヌードルビッグ」と「ブタホタテドリビッグ」を実際に食べてみた

セブン-イレブン限定で、これまでに販売された期間限定カップヌードルのうち「昭和と平成で最も売れた」という2品がビッグサイズになって2021年9月28日(火)から再登場しています。「カップヌードル復刻版ポークチャウダーヌードルビッグ」と「カップヌードル復刻版ブタホタテドリビッグ」は両方とも「豚」をメインとしていますが、ポークチャウダーヌードルはポークをじっくり煮込んだようなまろやかでコク深い味わいのスープが特徴、ブタホタテドリは豚骨としょうゆをベースにホタテとチキンの旨みを加えてスパイスをきかせたスープとのことなので、どんな味なのか実際に食べてみました。

「カップヌードル」初のセブン-イレブン限定品！ “昭和と平成のNo.1*1「カップヌードル」復刻商品2種” 9月28日（火）より、全国のセブン‐イレブン店舗にて限定発売｜セブン‐イレブン～近くて便利～
https://www.sej.co.jp/company/news_release/news/2021/202109211100.html

ということで、カップヌードル復刻版ポークチャウダーヌードルビッグ(左)とカップヌードル復刻版ブタホタテドリビッグ(右)を購入してきました。

ポークチャウダーヌードルは1983年7月に発売され、昭和売り上げナンバー1だったもの。ブタホタテドリは1991年8月に発売され、平成売り上げナンバー1だったものとのこと。

いずれもビッグサイズなので、通常版カップヌードルより一回り大きめ。内容量は通常版が78g(めん65g)なのに対し、復刻版ポークチャウダーヌードルビッグは内容量102g(めん80g)、復刻版ブタホタテドリビッグは内容量101g(めん80g)となっています。

まずは復刻版ポークチャウダーヌードルビッグからみていきます。

原材料名にはカップヌードルに共通の油揚げめん、スープと続きますが、スープの中に豚脂、魚介調味料などが入っている点が特徴。かやくには味付豚肉、味付卵、キャベツ、ねぎ、にんじんなどが入っています。

カロリーは1食あたり452kcal。

復刻版ブタホタテドリビッグも見ていきます。

原材料名のスープにはポーク調味料、粉末しょうゆ、豚脂のほか、野菜調味料、チキン調味料、香味調味料、ほたて調味料などいろいろ並んでいます。かやくはチンゲン菜、味付卵、味付豚肉、にんじん、魚肉練り製品、きくらげなど。

カロリーは1食あたり449kcalです。

フタを開けてみるとこんな感じ。野菜要素がねぎだけのノーマルのカップヌードルと比べて、復刻版2つはキャベツやチンゲン菜など野菜多めなのが特徴。また謎肉ではなく、薄切りの味付豚肉が使われています。

復刻版ブタホタテドリビッグは乾燥ほたてのようなものも入っていますが、原材料名によるとこれが「魚肉練り製品」のようです。

お湯を入れて……

3分待機。

フタを開けるとこんな感じ。

復刻版ポークチャウダーヌードルビッグから食べてみます。

スープは少しにごりがある豚骨しょうゆっぽい見た目です。

食べてみると、「カップヌードルのあの味」をベースとした上に、シーフードの香りがふわっと漂います。シーフードヌードルとカップヌードルの間ぐらいの味わいです。カップヌードルから遠く離れていないので、カップヌードル欲を満たしつつ、いつもとちょっと違う味を楽しめる感じ。

続いて、復刻版ブタホタテドリビッグへ。

これもスープは復刻版ポークチャウダーヌードルビッグと似ていて、にごりのある豚骨しょうゆ風。

食べてみたところ、復刻版ポークチャウダーヌードルビッグよりもさらに通常版カップヌードルに近い仕上がりだと感じました。ほたて風の魚肉練り製品を食べるとほたてのうまみがぶわっと広がるので「おおっ」となりますが、麺やスープだけだと食べた人から「通常版との違いがわからない」という声が……。

ということで、通常版カップヌードルも作ってみました。

スープはクリアなしょうゆ風。

食べ比べてみると、通常版カップヌードルはしょうゆ味で、復刻版ブタホタテドリは豚骨しょうゆであるという違いがはっきりわかります。復刻版2つはベースにあるカップヌードル独特の風味が強いので、単体として食べると「いつもこんな感じじゃなかったっけ？」と思ってしまいましたが、確かに2つとも豚の旨みやコクが強め。また、通常版と食べ比べることで復刻版ポークチャウダーヌードルビッグも実はかなりシーフード味に寄せてあることがわかりました。