アニメ「SYNDUALITY Noir」2023年7月放送開始で本PV公開、バンダイナムコグループによる大型SFプロジェクトでゲームやホビー展開も

バンダイナムコグループによる大型SFプロジェクト「SYNDUALITY(シンデュアリティ)」のアニメが「SYNDUALITY Noir(シンデュアリティ ノワール)」のタイトルで、2023年7月からテレビ東京・BS日テレほかで放送されることがわかりました。キャラクターボイス入りのPV第1弾も公開されています。

TVアニメ「SYNDUALITY Noir」公式サイト
https://synduality-noir.com/

作品キービジュアルはこんな感じ。

PV第1弾では、STEREO DIVE FOUNDATIONによるオープニングテーマ「RAYTRACER」も解禁となりました。

アニメ「SYNDUALITY（シンデュアリティ）」本PV - YouTube

©SYNDUALITY Noir Committee

このアニメ放送に先立ち、2カ月も早く本編が見られるプレミア先行上映会の実施が決まっています。会場は新宿ピカデリーで、ノワール役・古賀葵さん、カナタ役・大塚剛央さん、エリー役・稲垣好さん、シエル役・青山なぎささんが登壇します。チケットは、入場者特典付きで税込2000円。2023年4月24日(月)23時59分まで、プレリク先行抽選受付中です。

https://l-tike.com/synduality-noir/

また、ゲームの正式タイトルが「SYNDUALITY Echo of Ada」に決定しました。各タイトルは、それぞれ物語のカギとなる主人公のメイガスの名を冠したタイトルとなっているとのことです。

©MAGUS ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

なお、本編では語られない内容を描く外伝の展開も発表されています。月刊コミックアライブでは、エリーを主人公とした「SYNDUALITY ELLIE」のコミカライズ連載が決定。「SYNDUALITY ELLIE」の小説版はMF文庫Jから発売予定です。

月刊ホビージャパンでは、フォトストーリーでつづる外伝小説「SYNDUALITY Kaleido(仮)」の連載が決まっています。

このほか、ホビー展開も続々と決定しています。

SYNDUALITY（シンデュアリティ） | バンダイ ホビーサイト
https://bandai-hobby.net/site/synduality/

AnimeJapan 2023のバンダイナムコブースには、等身大ノワール立像があります。

永い眠りから覚め、過去の記憶を失っているというノワール。今後、その記憶はどうなるのか……。

AnimeJapan 2023で開催された「SYNDUALITY 最新情報解禁ステージ」にはノワール役・古賀葵さん、カナタ役・大塚剛央さん、トキオ役・小林裕介さん、エリー役・稲垣好さんが登壇。謎に包まれた部分の多い大型プロジェクトについての最新情報や、それぞれのキャラクターについてのトークが行われました。

左から稲垣さん、古賀さん、大塚さん、小林さん。

古賀さんは2022年9月に配信されたプロジェクトのアニメ情報解禁特番にシエル役の青山なぎささん、シュネー役のM・A・Oさんとともに出演。当時アフレコは始まっていたそうですが、スタッフに聞いても細かい部分は明かしてもらえず、謎を抱えたまま番組に出演していたことを明かしました。

「SYNDUALITY（シンデュアリティ）」アニメ情報解禁特番 - YouTube


「SYNDUALITY」のすべてのはじまりはA.D.2099に起きた、人類には有害な「ブルーシスト」を含む雨が降り注ぐ厄災「新月の涙」。この災厄により人類は人口の92％を失い、地上を捨てて、地下国家「アメイジア」を作ることになりました。

人類はやがて、人類双対思考型AI搭載ヒューマノイド「メイガス」を開発。しかし、栄華を極めたアメイジアはA.D.2222、原因不明の事故によって一晩で崩壊してしまいます。ゲーム「SYNDUALITY Echo of Ada」の舞台は、このアメイジア崩壊付近の物語。

さらに時が流れたA.D.2242、危険な地上でしか手に入らないエネルギー物質「AO結晶」などを収集するドリフター見習いの青年・カナタは、ミュージアムの跡で眠っていたメイガス・ノワールを見つけることになります。アニメ「SYNDUALITY Noir」は、ここから物語が始まることになります。

主人公であるカナタについて、大塚さんは「少年の心を持った、明るくてまっすぐ元気な青年」と表現。トキオにとっては弟分のような存在で、トキオを演じる小林さんは「気弱さの中にも芯があって、何かやってくれそうだなと感じさせる」とその魅力を語りました。

そのカナタが見つけたのが、古賀さん演じるノワール。謎が多く、作品のキーとなるキャラクターですが、実は先のことは古賀さんもまだ知らないとのことでした。

エリー役の稲垣さんは、カナタを「エリーはカナタのことが好きなのに気付いてくれず、鈍感」と表現しましたが、一方で大塚さんは「カナタはわからないけれど」と付け足しつつも、この作品の中ではエリーが一番好きだと告白。古賀さんも、エリーのような立ち位置の子は応援したくなる存在だとのことで、「あなたがずっと(カナタを)見てたんだからがんばれ！カナタくん気付いて!!」と熱弁しました。

なお、女性陣にはムートンが人気だとのことで、古賀さんはここで、「スーツですよ、スーツ！」「こんなダンディなおじさまのメイガスもいらっしゃる！」と熱くなっていました。

登壇者からの締めのメッセージは以下の通り。

稲垣さん：
今日は「SYNDUALITY」についてわかっていただけたかと思います。夏から始まります。すごく面白い作品になっておりますので、みなさん見てください。そして、待ちきれないという方はぜひぜひ、先行上映会に参加してください。今日はありがとうございました。

小林さん：
PVでアクションの派手さ、クオリティの高さをご覧いただけたかと思います。その中でも僕が推したいのは、地下都市からようやく地上に上がってきてみんなで生きていこうとする、生に対するアグレッシブさ。どのキャラクターもめちゃくちゃワイルドなんです。そのキャラクター同士が織りなす会話劇が本当に心地いい。そういったところも堪能していただきつつ、外伝小説、コミカライズ、ゲームとどんどん「SYNDUALITY」の世界、盛り上がってまいりますので、一つ残さず堪能して、一緒に楽しんでいけたらと思います。引き続き応援をお願いします。

大塚さん：
いろんな情報があって、理解が追いつかない方もいるかもしれませんが、7月までまだ時間はありますから、そこまでに情報を追っていただいてもいいですし、それでもわからないという方も、見れば大丈夫です。本当に面白い作品になっておりますし、いろんな「癖(へき)」が詰まった、すごく熱量の高い作品になっております。ぜひ放送を楽しみにしていただけたらと思います。引き続き、「SYNDUALITY」の応援をよろしくお願いします。

古賀さん：
だいぶ駆け足で作品の概要をお伝えしましたけれど、とてもわかりやすく、ギュッと詰まったステージになったんじゃないかと思っております。みなさんがおっしゃったように、本当に、人と人との出会いや、出会いによる成長が細かく描かれています。話も「ここでこうなるのか、ええーっ!!」という瞬間がありますので、ぜひアニメを見ていただけると嬉しいです。ゲームも遊んでいただいて、両方の面から「SYNDUALITY」を楽しんでいただけると嬉しいです。今日は本当にありがとうございました。先行上映会でもお待ちしております。またお会いしましょう。

アニメ「SYNDUALITY Noir」は2023年7月からテレビ東京、BS日テレほかで放送がスタート。ゲーム「SYNDUALITY Echo of Ada」はPlayStation 5ほかにて発売で、2023年3月27日からGame Hubにてタイトル登録開始となっています。

このステージの様子はYouTubeで配信され、アーカイブを見ることができます。

TVアニメ「SYNDUALITY」最新情報解禁ステージ - YouTube