老舗音楽プレイヤー「foobar2000」のバージョン2.0がついに公開「x64正式対応」「ダークモードをサポート」など

無料で使えるカスタマイズ性に優れた音楽プレイヤー「foobar2000」のバージョン2.0が2023年4月26日にリリースされました。バージョン2.0ではx64やARMに正式対応したことに加えてWindowsのダークモードにも対応しています。

foobar2000
https://www.foobar2000.org/

Foobar2000:Version 2.0 Release Notes - Hydrogenaudio Knowledgebase
https://wiki.hydrogenaud.io/index.php?title=Foobar2000:Version_2.0_Release_Notes

foobar2000: Change Log
https://www.foobar2000.org/changelog

foobar2000は2000年代に開発された無料の音楽プレイヤーで、UIを自由自在にカスタマイズできることから多くのユーザーに長年愛されています。バージョン2.0では「x64およびARM環境への対応」「Windows 10とWindows 11のダークモードに対応」「大規模なメディアライブラリを扱う際の効率改善」といった改善が盛り込まれたので、実際にインストールして使ってみました。

まずは、foobar2000のインストーラーをダウンロードするために以下のリンク先にアクセスします。

Download foobar2000
https://www.foobar2000.org/download

ダウンロードページにアクセスしたら、使用中のPCに合ったバージョンのインストーラーをダウンロードします。今回はx64環境で使いたいので「64-bit」をクリックしてx64用インストーラー(ファイルサイズ6.35MB)をダウンロードしました。

インストーラーをダウンロードしたら、ダブルクリックして起動します。

以下の警告画面が表示されたら「実行」をクリック。

「Next」をクリック。

規約をよく読んでから「I Agree」をクリック。

通常インストールかポータブルインストールのいずれかを選択する画面が表示されたら、好みの方を選択して「Next」をクリック。今回は通常インストールを実行したいので「Standard installation」を選択しました。

インストール先フォルダ選択画面が表示されたら、何も変更せず「Next」をクリック。

続いて、インストールするコンポーネントの選択画面が表示されます。今回は何も変更せずに「Install」をクリックしました。

インストールが完了したら「Run foobar2000」にチェックをいれて「Finish」をクリック。

すると、foobar2000が起動して初期レイアウト設定画面が表示されます。今回はメインレイアウトは「Album List ＋ Properties」、カラーは「White」、プレイリストレイアウトは「Default Playlist」を選択して「OK」をクリックしました。レイアウト設定は後から変更可能です。

foobar2000で音楽を聞くには、音楽ファイルを保存したフォルダかファイルそのものをプレイリストエリアにドラッグ＆ドロップします。

プレイリストに音楽が登録されたら、画面上部の再生ボタンを押すと音楽を聞くことができます。

foobar2000のバージョン2.0はWindowsのダークモードに対応しているので試してみます。まずは、Windowsの設定からダークモードに切り替えます。

すると、foobar2000のウィンドウ枠などが黒色に変化しました。

このままだと白と黒が混在しているので、画面全体をダークな雰囲気に設定してみます。まず、画面上部のメニューから「View」→「Layout」→「Quick setup」の順にクリック。

するとレイアウト設定画面が表示されるのでカラーを「Black」に設定して「OK」をクリックします。

これで、画面全体を暗い配色に設定できました。foobar2000では、こんな感じに外観を自由にカスタマイズ可能です。