「このネットサービス、本当に大丈夫？」をチェックできる「Screwed-o-meter」

世の中にはさまざまなネットサービス・ウェブアプリがあふれていますが、突然利用規約が改定されてAPIが使えなくなったり、パスワード流出の憂き目に遭ったりと使う上で問題が生じることが多々あります。特定のサービスがどの程度問題があるか、あるいは好ましくないかを、一定の基準に基づいて評価する「Screwed-o-meter」が公開されています。

Screwed-o-meter
https://rachelbythebay.com/fun/som/

上記URLにアクセスした後、利用しているサービスに関して自分の状況に当てはまるさまざまなボックスにチェックを入れていきます。リストにはサービスの潜在的な問題や懸念を表す27の項目が含まれており、リストの最後でボックスのうちいくつチェックが入ったかを計算してくれます。

「私はサービスに対してお金を払っていない」「私だけではなく、誰もサービスの対価としてお金を払っていない」などの項目にチェックしていくと、だんだん画面が暗くなってスマイリーフェイスの顔が曇っていきます。サービスに対価を求めないことは、サービス衰退の兆しだということでしょうか。

「事実、彼らはサービスの対価を受け取らない」「可用性に関する拘束力のある契約はありません」「サービスを停止した過去がある」「耐用年数に関する拘束力のある契約がない」「彼らにはプロジェクトを台無しにした過去がある」

半分もチェックすると、もはや笑顔は消えて不満げな表情を浮かべ始める顔。

すべてチェックすると不満タラタラ。「Reset for another trip into darkness」をクリックするとすべてリセットして新しいサービスの不満点をチェックできます。

なお、すべての項目の日本語訳は以下の通りです。

・私はサービスに対してお金を払っていない
・私だけではなく、誰もサービスの対価としてお金を払っていない
・事実、彼らはサービスの対価を受け取りません
・可用性に関する拘束力のある契約はない
・サービスを停止した過去がある
・耐用年数に関する拘束力のある契約がない
・彼らにはプロジェクトを台無しにした過去がある
・互換性を明記した拘束力のある契約がない
・互換性のない変更を行った過去がある
・彼らに対する拘束力のある契約はまったくない
・彼らは優先順位を変え、もはやこのサービスには誰も携わっていない
・バグが修正されない
・バグが認められていない
・バグを報告する方法がない
・技術サポートは、私と同じ権限を持つ他の顧客が担当する(つまり、ないと同じ)
・私のライブデータはすべて彼らのサーバーにある
・自分のデータのスナップショットを常に取得できるとは限らない
・自分のデータのスナップショットを取得するには明示的にリクエストする必要がある
・データは頻繁に変更されるので、古いスナップショットには何かが欠けている可能性がある
・自分のアカウントには、他の人が確認できる一意の識別子(メールアドレス、電話番号、URLなど)が含まれている
・プロバイダーを変更する場合、識別子全体を変更しなければならない
・自分の識別子が変わったら、友人全員に自分の記録を更新するよう伝えなければならない
・以前のアカウントに転送先アドレスを残す規定はない。
・アカウントからロックアウトされた場合、自分のデータへのアクセスを回復できない可能性がある
・ルールを守らないと、別のサービスを利用しているときにロックアウトされる可能性がある
・ロックアウトされている間は、スナップショット機能にアクセスできない
・このプロバイダーでしか動作せず、競合他社とは相互運用できないハードウェアやソフトウェアに多額の投資を行っている