試食

フライパンで6分焼くだけでサクサクの焼き天ぷらができる「もう揚げない!!焼き天ぷらの素」レビュー


天ぷらを家で揚げようとすると、大量の油を使うために後処理のことを考える必要があったり、油の温度の管理が大変だったりと、面倒な工程が多くあります。フライパンで焼くだけで天ぷらを作ることができる「もう揚げない!!焼き天ぷらの素」をスーパーで発見したので、果たしてどれだけ簡単に天ぷらを作れるのかを試すべく、実際に買って試してみました。

もう揚げない!!焼き天ぷらの素 | 天ぷら粉 | 家庭用商品 | 昭和産業株式会社
https://www.showa-sangyo.co.jp/home/tenpura/product06.html

「もう揚げない!!焼き天ぷらの素」のパッケージはこんな感じ。


「フライパンで焼くだけ!」「少ない油でザクザク食感」「油はふき取るだけ 片付け簡単!」


原材料は小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、卵黄粉(卵を含む)、乳化剤、ベーキングパウダー、カロテン色素。内容量は120gです。


カロリーは100gあたり354kcal。


作り方を見ると、「粉を水と合わせて生地を作り、フライパンに油を引き、そのまま生地をつけた具材を片面3分・両面6分で焼く」だけとのこと。普通の天ぷらは「大量の油を天ぷら鍋に入れて、170度くらいにまで温めて、生地をつけた具材を揚げる」という工程で、余った油の処理や油の温度や揚げ時間の管理などが難しく、初心者にはハードルが高い料理。この焼き天ぷらであればかなり簡単に天ぷらが作れそうです。


というわけで、まずはパッケージに書かれているさつまいも・なす・かぼちゃ・れんこんを用意しました。いずれも5mmほどの薄さにスライスしています。


ボウルに120mlの水と「もう揚げない!!焼き天ぷらの素」を1袋分入れます。


泡立て器でよくかき混ぜ、生地を作ります。


フライパンに大さじ3程度の油を引き、中火で30秒ほど加熱。


ボウルの生地に具材をつけて、上下に軽く3回振って余分な生地を落とします。


フライパンに具材を並べていきます。火加減は中火のまま。


片面を3分焼いたら、ひっくり返してもう片面も焼き揚げます。


両面6分で完成した天ぷらが以下。左上からさつまいも、なす、れんこん、かぼちゃです。


さつまいもを食べてみると、衣がザクっとした食感で、中のさつまいもはちゃんと火が通ってホクホクして甘さが増しています。天ぷらというよりはフリットに近い感じで、フライパンで焼いているので焦げ目もついてやや香ばしさもあるので、天ぷらそのものではありませんが、ザクザクした衣とホクホクした具材の食感の妙を楽しむことができます。


なすも十分火が通っています。生地は重めで、油を引いて焼いているので油をしっかりと吸っているので、本物の天ぷらと比べると衣が重い印象がありますが、べちゃついた感じはなく、ザクザクした食感が味わえます。


れんこんはシャキシャキとホクホクのちょうど中間のような食感で、衣のザクザクした食感も合っています。試食した編集部員からは「れんこんがこんな短時間でここまでの味に仕上がるのはかなりびっくり」というコメントもありました。


かぼちゃも火が通って甘さが際立ちます。ただし、少しスライスが大きかったためか、焼いている最中に衣がはがれてしまいました。


今度はえび天とかしわ天を作ってみるべく、エビと薄く切った鶏肉を用意しました。


先ほどと同様に、生地につけた海老と鶏肉をそのまま油を引いたフライパンで焼いていくだけ。


「もう揚げない!!焼き天ぷらの素」で揚げたえび天とかしわ天はこんな感じ。


えびは焼いているうちに熱で丸まっていくので、衣がはがれてしまっていました。しかし、ぷりっとしたえびとサクサクした衣を一緒に食べると、しっかりと揚げ物の味わい。天ぷらというよりもやはりフリッターのような味わいで、塩や天つゆをつけて軽く食べられるような感じではありませんが、そのまま焼いたえびとは違う香ばしさや食感が味わえます。


鶏肉に衣をつけて焼いたかしわ天。野菜よりもやはり火の通りが気になるところですが、しっかりと火が通っており、普通に焼いた時と違って肉の水分が飛んでいないので、しっとりした食感になっています。


パッケージにはかき揚げもできるとあったので、かき揚げも作ってみました。細く切った野菜を生地のボウルに投入してよく混ぜます。


そして、油を引いたフライパンにスプーンで具材と生地を落とし、薄く平たくなるように形を整えて、片面3分を焼いていきます。


3分経ったらひっくり返し、もう3分焼きます。


「もう揚げない!!焼き天ぷらの素」で作ったかき揚げはこんな感じ。野菜がほぼ根菜なのと、生地が油を吸っていることもあって、サクサクしながらも弾力がある仕上がりとなりました。天つゆにつけて食べると、さらにもちっとした食感が強調されて、さつま揚げを思わせる味になります。


「もう揚げない!!焼き天ぷらの素」を実際に使ってみて感じたのは、揚げ物がめちゃくちゃ簡単かつ素早く作れてしまうということ。天ぷらそのものとは少し異なる味わいですが、揚げ物らしいザクっとした衣の食感が味わえ、さらに油の管理をほぼしなくていいというのは作る側としても非常に楽。さらに後片付けで大量の油の処理に頭を悩ませる必要もなく、フライパンをキッチンペーパーでサッと拭いてから洗えば終わりなので、料理に慣れていない人でも簡単に天ぷらを作ることができるのは大きいポイントだと思いました。

「もう揚げない!!焼き天ぷらの素」はAmazon.co.jpでも取り扱われており、120g入り×5袋を税込636円で購入できます。

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in 試食, Posted by log1i_yk

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