ネットサービス

NVIDIAのクラウドゲーミング「GeForce NOW」に「最大2分」の動画広告が流れる仕組みが2024年3月5日からスタート


NVIDIAのクラウドゲーミングサービス「GeForce Now」のフリープランにおいて、接続待機中に最大2分の動画広告が流れる予定であることがわかりました。この仕組みは2024年3月5日から適用されます。

Nvidia’s free-tier GeForce Now will soon show ads while you’re waiting to play - The Verge
https://www.theverge.com/2024/2/26/24084338/nvidia-geforce-now-ads-free-tier


NVIDIA GeForce Now gets pre-roll ads for free users
https://www.engadget.com/nvidia-geforce-now-gets-pre-roll-ads-for-free-users-125754649.html

Nvidia forces GeForce Now gamers on free tier to watch ads while waiting to play | Tom's Hardware
https://www.tomshardware.com/video-games/cloud-gaming/nvidia-forces-geforce-now-gamers-on-free-tier-to-watch-ads-while-waiting-to-play

NVIDIAは「スマートフォンやノートPCでもゲーミングPCのように快適にプレイできる」とうたうクラウドゲーミングサービスを展開しており、有料版に加えて「接続が優先されず、連続プレイ時間は30分だけ」というフリープランを用意しています。今回、動画広告が追加されるのはフリープランです。

ユーザーがGeForce Nowに接続するとしばらくの待機時間が発生することがありますが、この待機時間中に広告が表示される予定。あくまで待機時間に表示されるだけで、ゲームプレイ中に表示されることはないようです。


NVIDIAの担当者は「広告による収益が、将来的にフリープランの待ち時間を短縮できることにつながる可能性がある」と語りました。同社はすべての無料ユーザーに広告について知らせるメールを送る予定としています。

テクノロジー系メディアのTom's Hardwareは「クラウドゲーミングサービスは、ユーザーに最高品質の体験と低遅延を提供するため、ユーザーに近い場所のデータセンターを必要としています。またクラウドゲーミングを携帯電話回線でプレイさせることはユーザーに負担になる可能性もあります。データセンターの維持費、料金の問題によるユーザー離れなどの問題が重なり、かつてGoogleのクラウドゲーミングサービスであるGoogle Stadiaは終わりを迎えました」と指摘。こうしたクラウドゲーミングサービスの維持には想像以上にコストがかかるため、NVIDIAが今回のような収益獲得手段を展開したことは理解できるとの考えを示しました。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
Appleがゲームストリーミングサービスに対してApp Storeを解放、GeForce NOWなどのサービスをアプリで提供できるように - GIGAZINE

NVIDIAのクラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」が最大40%の値上げを実施 - GIGAZINE

NVIDIAがクラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」を自動車でプレイ可能にすることを発表 - GIGAZINE

自社のクラウドゲーミング「Stadia」を中止したはずのGoogleがなんと「クラウドゲーム用のChromebook」を発表 - GIGAZINE

in ネットサービス,   ゲーム, Posted by log1p_kr

You can read the machine translated English article here.