飯テロ必至の「ヴァニラ飯」やフィールド探索など「ユニコーンオーバーロード」のバトル以外の魅力まとめ

前回のレビュー記事ではシミュレーションゲームとしての「ユニコーンオーバーロード」の奥深い戦闘をざっとまとめました。さらに、今回の記事ではファンの間で「ヴァニラウェアは食事表現が最高」と有名な「ヴァニラ飯」をはじめとする、ユニコーンオーバーロードの魅力に焦点を当てていきます。

ユニコーンオーバーロード - 公式サイト
https://unicorn-overlord.com/

・目次
◆1：解放軍の面目躍如「解放」と「復興」
◆2：隠しアイテム満載の「フィールド探索」
◆3：ヴァニラウェアの真骨頂「食事」と「親密度」

以下のムービーを再生すると、戦闘後のフィールドを探索したり、その中で発見した資源で街を復興させて自分の部隊を強化したりといった要素を楽しんでいる様子がまとめられているのを見ることができます。

「ユニコーンオーバーロード」でおいしそうな食事を囲んで親密度をUPさせてみた - YouTube


◆1：解放軍の面目躍如「解放」と「復興」
ユニコーンオーバーロードのストーリーは、「王家に伝わる一角獣の指輪を受け継いだ主人公が、解放軍を率いて帝国の支配から世界を救うべく立ち上がる」という流れで幕を開けるということは前々回の記事で触れました。

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解放軍を率いるという設定は、戦闘に勝つことで戦場となった村や街を解放するという形で作中に生かされています。

その過程で出会った人々の生殺与奪を委ねられることも。処刑すると重要な武器やアイテムが手に入ることがありますが、例えばこのモルドンというキャラクターを許すと解放軍に加入してくれたので、大抵は寛大な対応をしたほうがよさそうです。

解放直後の街は圧政により荒廃しており、武器やアイテムの売買くらいしかできることはありませんが、フィールドを探索して集めた素材により復興させることができます。

街の復興は、街を訪問して指定の素材を「納品」することで行えます。

復興させたことで、歓迎の花火が上がりました。

復興させると、そこに守備兵として仲間を配置することが可能になります。守備兵に任命してもちゃんと戦闘に参加してくれる上に、ステージクリアごとに報奨金が手に入ったり、周囲にある発見済みの採取ポイントから自動的に採取してくれたりするため、積極的にキャラクターを配置していきたいところです。

◆2：隠しアイテム満載の「フィールド探索」
フィールドには復興用の素材があるだけでなく、一見すると何もないような行き止まりや物陰に便利なアイテムが隠されていることもあるので、探索のしがいがあります。

フィールドでは、ストーリーを彩るちょっとイベントが発生することがあります。

例えば、ここでは野党に仲間をさらわれたハンスというキャラクターから仲間の救出を依頼されるサブクエスト「護るべきもの」が発生しました。

サブクエストにより戦闘が始まることもあれば、フィールド上でちょっとしたお使いや謎解きをするフィールドクエストもあります。

解放していないフィールドを探索していると、辺りをうろついている敵と遭遇して戦闘を仕掛けられることがあるので、探索中も気が抜けません。

◆3：ヴァニラウェアの真骨頂「食事」と「親密度」
そんなこんなで解放した街を復興させると、単に民から感謝されて名声が高まるだけでなく、街の機能が増えるなどメリットもあります。例えば、バールバチモという街を復興させると「宿屋」が利用できるようになりました。

宿屋では食事ができます。

オムライスなら湯気が立ちのぼり、タルトならぷるんと震え、食べるに従って少しずつ減っていくなど、食事はグラフィックだけでなくアニメーションも凝っています。

食事をすると、食卓を囲んだキャラクター同士の親密度がアップし、親密度が高いキャラクター同士を編成するとステータスがアップする恩恵が受けられます。

また、特定の組み合わせで親密度が高くなると会話イベントが発生し、そのキャラクターの意外な側面を見たりすることができます。

なお、主人公・アレインとの親密度は、守備兵として配置したキャラクターに贈り物をプレゼントすることでも高めることができます。