元タカラジェンヌ沙月愛奈さん「退団後の日常」 沙月さん「K-popとアクロバットがマイブーム」

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圧巻のダンスで観客の目を楽しませてくれた、元宝塚歌劇団雪組娘役の沙月愛奈さん。退団後の、沙月さんの気になる「今」をレポートします(写真:Domani)
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いろいろな踊りやアクロバットの動きを研究していつか自分のダンスに落とし込みたい
当記事は、Domani(ドマーニ)公式ウェブサイトの提供記事です

2022年、19年間在籍していた宝塚歌劇団を退団。実力派上級生娘役として雪組をまとめ、ダンスの完成度を高めてきた沙月愛奈(さつき・あいな)さんは、現在どんなことに興味があってどんな毎日を送っているのでしょうか。

現在の沙月さんのマイブーム

──沙月さんのマイブームを教えてください。

沙月さん(以下敬称略):K-popとアクロバットです。

──K-popはやはりダンスが気になって興味を持たれたのですか?

沙月:私がまず興味を持ったのが、(日本のボーイズグループの)BE:FIRSTなんです。そのメンバーの1人がYouTubeでカバーしている曲があり、その曲を歌っていたのが(韓国のボーイズグループの)Stray Kids。曲もダンスも個性的なものが多く、すごく好きになってしまいました。

K-popはフォーメーションの作り方やポージングが「そうきたか!」と思いがけないものがくるところがとても面白いです。最初は、いつかどこかで生かせるかもしれないと見ていたのですが、ハマってしまいましたね(笑)。NCTやATEEZも気になりながらも、あまり深く掘り下げないようにしています。忙しくなってしまうので(笑)。

──アクロバットはどんなところからハマったんですか?

沙月:もともと体を動かすことが好きで、小さい頃は1年ほど体操教室に入っていたことがあるんです。在団中、とくに(演出家の)小池先生の作品のときにはよく「なにか特技がある人はいない?」とオーディションが開催されていました。なにかやりたいけれど、衣装や靴を履いて、それを公演期間中の1か月以上やるとなるとケガをしてしまうかもしれないと躊躇する自分が悔しくて。

ダンス的だけどアクロバットのように見えて、見た人が「すごいことしてる!」と驚くようなことはできないかなと思っていたところ、たまたまワークショップを受けた先生がアクロバットが得意でクラスを持っているとうかがいました。そこで床技や片手側転などを習ったんです。本当は側宙を習得したかったのですが、場所の関係で1回しかレッスンを受けられず断念……。でもいいところまでいったんですよ。

(写真:Domani)
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