「アポロ」の宇宙飛行士が捉えた月世界:今週の宇宙ギャラリー

人類が最後に月を訪れてから、もう47年以上が経過している。そして再び、NASAは月面を目指そうとしている。いま改めて、「アポロ計画」のクルーが撮影した写真から、月世界の様子をのぞいてみよう。
「アポロ」の宇宙飛行士が捉えた月世界:今週の宇宙ギャラリー

世界最大規模の宇宙関連会議である「国際宇宙会議(IAC)」が、2019年1021日からワシントンD.C.で開催された。米航空宇宙局(NASA)、欧州宇宙機関(ESA)、複数の民間宇宙企業などが参加したこの会議の結論は明確だった──。人類は月を再訪する。少なくとも、そういう計画だ。

NASAは最近、「アルテミス計画」と呼ばれる有人月面探査プロジェクトを発表した。2024年に月を再訪することを目指すプロジェクトだ。アマゾン創業者のジェフ・ベゾスのブルーオリジンは、NASAのアルテミス計画で必要になりそうな着陸船の製造を支援するために、別の宇宙関連会社に仕事を出すつもりだと語っている。

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地球の天然の衛星である月。その写真を目にする機会は多いとはいえ、人類が最後に月に足を踏み入れてから、もう40年以上が経っている。今回の宇宙ギャラリーでは、月を最後に訪れた人たちが月面で撮影した写真をたどっていこう。

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TEXT BY SHANNON STIRONE

TRANSLATION BY CHISEI UMEDA/GALILEO