EARTH DAY

【4/22開催】いざ議論!衣食住から考える、リジェネラティブな未来に向けたアクション──アースデイ東京 × 『WIRED』日本版「THE REGENERATIVE COMPANY ROUNDTABLE」

“地球の日”である4月22日に、「リジェネラティブ」の名のもとで多様なセクターの人々が一堂に会するラウンドテーブルを開催。アースデイ東京 × 『WIRED』という注目のコラボレーションで、次なるアクションへの起点を探るイベントにぜひ参画してほしい。
【422開催】いざ議論!衣食住から考える、リジェネラティブな未来に向けたアクション──アースデイ東京 × 『WIRED』日本版「THE REGENERATIVE COMPANY ROUNDTABLE」

「気候危機」や「格差の拡大」といった全球的課題を前にして、わたしたちはライフスタイルや日々の行動の変化をより大きなシステムや仕組みの変革へとつなげていくことが求められている。

そんな時代において、自然環境が本来もつ生成力を取り戻すことで再生につなげていく「リジェネラティブ」という概念は、従来の「サステナブル」な取り組みをさらに一歩前に進めるための行動指針として、いまや生物多様性への取り組みから経済システムのアップデートまでを包括する、世界的に注目される重要なキーワードとなっている。

『WIRED』日本版ではこの「リジェネラティブ」というムーブメントを日本社会に実装するべく、昨年6月には「THE REGENERATIVE COMPANY(リジェネラティブ・カンパニー)」という特集号を刊行。人々のつながりや社会、生態系、経済システムそのものを再生する世界中の企業や団体にフォーカスしいち早く紹介すると同時に、そうした企業や団体を表彰するアワードや、企業のリジェネラティブ・シフトを促すワークショップを開催してきた。

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この「リジェネラティブ・カンパニー」というムーブメントのさらなる加速を目指し、『WIRED』日本版が今年新たにタッグを組むのが、2001年から市民参加型の「フェスティバル」を通じて「エコ」や「オーガニック」という概念を拡げてきたアースデイ東京だ。このたび、アースデイ=“地球の日”である4月22日に、「THE REGENERATIVE COMPANY ROUNDTABLE」を共催することが決定した。

ラウンドテーブルとは、役職やポジションにとらわれず、円卓をともに囲み、自由に意見交換を行なう会議を指す言葉だ。今回、アースデイ東京と『WIRED』日本版が組むことで、草の根で活動してきたさまざまなコミュニティや市民活動家、ビジネスから地球再生に取り組むスタートアップ、研究者など、セクターやフィールドを超えたさまざまな人々が一堂に集い、同じテーブルを囲むことになる。

このラウンドテーブルに先駆けて、イベントはまず、「アースデイとは何か」という解説や、「リジェネラティブ・カンパニー」の概要を改めて参加者と共有するプレゼンテーションからスタートする。アースデイ東京ファウンダーで放送作家の谷崎テトラや『WIRED』日本版エディターの岡田弘太郎、そしてLIFULL代表取締役会長の井上高志が登壇予定だ。

続いて、衣食住の観点からリジェネラティブな事業やライフスタイルについて考えていくためのトークセッションが行なわれ、一般社団法人unisteps共同代表理事の鎌田安里紗、環境活動家の露木しいな、ゼブラアンドカンパニー共同創業者/ユートピアアグリカルチャープロデューサーの阿座上陽平が議論の口火を切っていく。

このプレゼンテーションとトークセッションを経ていよいよ、会場に集った多様なセクターの方々とのラウンドテーブルを実施、各テーブルでさらなる議論を深めていくのがこの「THE REGENERATIVE COMPANY ROUNDTABLE」の目的だ。

「リジェネラティブ」というムーブメントのもとに多様なセクターの人々が集い、実装のための一歩を踏み出す──。ぜひ『WIRED』読者のみなさまにも、参加してほしい。


いざ議論!衣食住から考える、リジェネラティブな未来に向けたアクション

日時:
2024年4月22日(月)19:00-22:00
※開場は18:45を予定

会場:
LIFULL Table
(〒102-0083 東京都千代田区麹町1丁目4−4)

タイムテーブル:
18:45-19:00 開場
19:00-19:20 アースデイ東京及び井上高志からのプレゼンテーション
19:20-19:35 「リジェネラティブ・カンパニー」に関するプレゼンテーション
19:35-20:15 鎌田安里紗 × 露木しいな × 阿座上陽平による「衣食住から考える、リジェネラティブな未来に向けたアクション」をテーマとしたトークセッション
20:15-21:00 各テーブルごとのラウンドテーブルや議論
21:00-22:00 ミートアップ

参加人数:
100名

参加費:
5,000円(懇親会込み)

お申し込み:
こちらのPeatixリンクからお申し込みください。

主催:
アースデイ東京、『WIRED』日本版

特別協力:
NPO法人PEACEDAY

会場協力:
株式会社LIFULL

登壇者プロフィール:

鎌田安里紗|ARISA KAMADA
一般社団法人unisteps共同代表理事。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程在籍。衣服の生産から廃棄の過程で、自然環境や社会への影響に目を向けることを促す企画を幅広く展開する。種から綿を育てて服をつくるプロジェクト「服のたね」主宰。雑誌『WIRED』日本版VOL.49「THE REGENERATIVE COMPANY(リジェネラティブ・カンパニー)」号では特集アドバイザーを務めた。


PHOTOGRAPH BY WATARU KITAO

露木しいな|SHIINA TSUYUKI
2001年横浜生まれ、中華街育ち。「世界一エコな学校」と言われるインドネシアの「Green School Bali」で高校3年間を過ごし、卒業。COP24(気候変動枠組条約締約国会議) in Poland、COP25 in Spainに参加。肌が弱かった妹のためにSHIINA organicを立ち上げる。2019年9月、慶應義塾大学に入学。現在は、環境講演を全国の小中高学校に行うため、休学中。220校3万人以上にお話を届けた。


井上高志|TAKASHI INOUE
LIFULL代表取締役会長。特定非営利活動法人PEACE DAY代表理事。神奈川県横浜市出身。新卒入社した株式会社リクルートコスモス(現、株式会社コスモスイニシア)勤務時代に「不動産業界の仕組みを変えたい」との強い想いを抱き、1997年独立して株式会社ネクスト(現LIFULL)を設立。インターネットを活用した不動産情報インフラの構築を目指して、不動産・住宅情報サイト「HOME’S(現:LIFULL HOME’S)」を立ち上げ、日本最大級のサイトに育て上げる。現在は、国内外併せて約40社のグループ会社、世界で60以上の国にサービス展開している。個人としての究極の目標は「世界平和」で、LIFULLの事業の他、個人でもベナン共和国の産業支援プロジェクトを展開し、公益財団法人Well-being for Planet Earth 評議員、一般社団法人新経済連盟 理事、一般社団法人ナスコンバレー協議会 代表理事などを務める。


阿座上陽平|YOHEI AZAKAMI
ゼブラアンドカンパニー共同創業者/代表取締役。ユートピアアグリカルチャー プロデューサー。ブラックスターレーベル理事早稲田大学商学部卒。メディア企業、デジタルエージェンシー、スタートアップなど事業の立ち上げや成長に貢献。社会課題の解決と自立的経営の両立を目指す「ゼブラ」の考えに共鳴し、田淵・陶山と共に2021年にゼブラアンドカンパニーを創業。マーケティング、ブランディング、ストーリーテリングを用いてゼブラ企業の共感者を増やし事業成長に伴走している。また、BAKE時代より事業を共に作ってきた長沼真太郎の再チャレンジに際しユートピアアグリカルチャーなどの事業プロデュースを行う。2023年、解決困難な社会課題を映画の力で対話を促す映画レーベル ブラックスターレーベルを立ち上げる。雑誌『WIRED』日本版VOL.49「THE REGENERATIVE COMPANY(リジェネラティブ・カンパニー)」号では、企業のリジェネラティブシフトを促すためのフレームワークを『WIRED』日本版編集部と共同制作した。


河野 竜二 |RYUJI KOHNO
1981年生まれ。湘南在住。教育業界で10年間勤務の後、独立。湘南エリアに特化した職業紹介「湘南WorK.」や、鎌倉の農家を“援農“でサポートするコミュニティ「ニュー農マル」、一年中泊まれる海の家「koyurugi stay」を手がける。また、趣味のサーフィンを通じて環境問題に関心を持ち、日本最大級の環境イベント“アースデイ東京“に参加し、2018年より現在まで事務局長を務める。2020年からは環境省「つなげよう、支えよう、森里川海プロジェクト」のプロデューサーとして参画。持続可能な社会の実現に向けて奔走している。


谷崎テトラ
放送作家/メディアプロデューサー
1964年、静岡生まれ。新しい価値観(パラダイムシフト)、 持続可能な社会の転換(ワールドシフト)の 発信者&キュレーターとして活動中。環境・平和・アート・教育をテーマにしたメディア、TV、ラジオ、WEB番組、出版、イベントの企画構成・プロデュースを行う。持続可能な社会システム、世界のエコビレッジやコミュニテイラーニングに関して深い知見を持ち、国連 地球サミット(RIO+20)など 国際会議のNGO参加・社会提言や環境省「つなげよう森里川海」映像制作など、社会提言のメディア発信、企業・市民セクターとの連携などを数多くてがける。


岡田弘太郎|KOTARO OKADA
『WIRED』日本版エディターとして、雑誌『WIRED』日本版VOL.49「THE REGENERATIVE COMPANY 未来をつくる会社」号の責任編集を務める。そのほか、一般社団法人デサイロ代表理事。クリエイティブ集団「PARTY」パートナー。1994年東京生まれ。慶應義塾大学にてサービスデザインを専攻。「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2023」選出。