コーラから除光液までいろいろ試してみて!
世界最大の音楽製品展示会、NAMMショーにて装填ボトルに入れた液体で音色が変わる、科学実験装置のようなオーバードライブが発表されていた、とLaughing Squidが伝えています。
その名は「Minibar – Liquid Analyser」。ミニバーで液体分析機というエフェクターらしからぬ名前ですが、小さなボトルに除光液や水、コーヒーやコーラなどの液体を入れると、エフェクターが微妙に違った歪みを奏でてくれるのです。
決めては液体の濃さと塩分と炭酸
このペダルで構成する音色は、ゲインとトーンのふたつ。トーンは液体の色の濃さで決まるそうで、コーヒーほどではないものの、コーラも低音が効くのだそうです。そしてゲインは塩と炭酸により変化するのだとか。ジャックダニエルやイエーガーマイスターも重たいゲインを出してくれるそう。また、ワインやギネスビールもよいだろうとのこと。
ちなみにボトルに液体がないと、音が出ない仕組みになっています。ジュースやお酒、もしくは化学薬品などをミックスして、塩や砂糖なども加えて自分なりの音作りが楽しめる、まるで雑誌の付録のようなエフェクター…とても興味深いですね。
お値段はRainger FXにて113.33ポンド(約1万6,300円)となっています。墨汁なんか入れたらどんな音がするのか、試してみたいものですね。
Source: YouTube, Rainger FX via Laughing Squid