こちらは、メディアジーン コマースチームからの記事です。
ライフハッカー[日本版]より転載:
2年ほど前、妻とタイに旅行に行った時のこと。その旅は弾丸で現地でほとんど楽しむ余裕もなく、帰国の途につきました。
格安便だったため中国で乗り換えがあったのですが、そこである事件が発生したのです。
貴重品の入ったバッグを機内に忘れた
飛行機を降りて空港内に入った時、貴重品一式の入った手提げバッグを機内に忘れてきたことに気がつきました。すぐに空港内のスタッフにつたない中国語で説明をして機内を調べてもらいましたが、結局バッグは見つかりませんでした。
ラッキーだったことは、スマホとパスポートはズボンのポケットに入れていたこと、不運だったのは財布がバッグに入っていたことです。
すぐに乗り継ぎだったので、クレジットカード会社に連絡する時間がありませんでした。日本に到着後、すぐにクレジットカードの利用を止め、免許証や保険証などの再発行を進めました。
そもそも忘れ物をしないことも大切なのですが、忘れても被害を最小限にできるように準備しておくべきでした。この時私はセカンドウォレットの必要性をひしひしと実感したのです。
セカンドウォレットの必要性
旅行用財布の重要性はたびたび耳にしていましたが、その多くは盗難防止のための財布として理解していました。
観光中にスリにあって財布を盗まれないように、カラビナがついていたり、首からかけられるものがありますよね。これまではそうした面ばかりに着目していました。
しかし、今回妻が財布を紛失して思ったのは、セカンドウォレットの必要性。つまり、財布を2つに分けてリスクヘッジしておくことの大切さです。
免許証や予備のクレジットカードを入れる財布は厳重に管理し、旅先で使うセカンドウォレットには現地通貨とクレジットカードを入れておくと、万が一どちらかを失くしても一文無しにはならなくて済みます。
グアム旅行でセカンドウォレットを使ってみた
月日は流れ、昨年末、遅めの新婚旅行でグアムに行ってきました。タイ旅行での失敗を生かすために、セカンドウォレットをお借りして使ってみました。
日本円の入った財布は基本的にホテルの金庫(必ず安全なわけではありません)に隠して、セカンドウォレットにはアメリカドルとクレジットカード、ホテルのカードキーを入れておきました。
このTenuis3は薄くて小さいミニマルなウォレットで、ポケットにも入るし、バックパックの隙間に入れておくこともできます。
あくまで個人の見解ですが、大きな財布よりもバッグの中に隠しやすく、安全性も高いと感じた財布です。
チェーンやカラビナは付けられませんでしたが、カードが6枚入ってお札もコインも入るので日常的にも使えますよ。
Tenuis3は姉妹サイトmachi-yaでクラウドファンディングをして4,400万円の支援を集めた財布。現在、TANZAKUで再度クラウドファンディング中です。これまでにも約1,500万円の支援を集めている大ヒットプロダクトで、1つ9,200円で支援が可能です。気になかった方は商品ページをチェックしてみてください。
せめて財布は2つ持っていこう
わざわざ旅行用財布を持っていくのがめんどくさいという人の気持ちもわかります。私も少し前まではそうだったわけですから。
しかし、普段使っている財布を現地で失くすと、後々大変です。最低限、財布は2つ用意し、リスクヘッジすることをおすすめします。
Source: TANZAKU