グラディウスではお世話になりました。
「上上下下左右左右BA」と聞けば、ゲーマーなら「ああ、コナミコマンドね」と即座に反応できるもの。そしてそんなコナミコマンドを生み出した橋本和久氏が亡くなったことが、Konamiの公式ツイートにより発表されました。
パワーアップできる隠しコマンド
コナミコマンドが初登場したのは、ファミコン版の『グラディウス』。入力すると、オプションが増えてバリアがつくなど、自機がパワーアップしたんですよね。なお、スーパーファミコン版の『グラディウスIII』では、コナミコマンドを入力すると自機が爆発するという罠が。こちらでは、「上上下下LRLRBA」と入力するのが正解なのですが、これには私もびっくりさせられました。
さらにコナミコマンドはグラディウスシリーズだけでなく、『魂斗羅シリーズ』や『BEMANIシリーズ』『メタルギアシリーズ』『ときめきメモリアあるシリーズ』など、数多くのコナミゲームに登場。ときめきメモリアルではパラメーターをマックスにできるなど、かなり使えるコマンドでした。
さらにコナミコマンドはゲームの枠を超え、Google リーダーでは忍者が登場したり、Twitterのブラウザ版では鳥のマークが回転したり、Operaブラウザでパワーユーザー設定にアクセスできたりと、テック業界のあちらこちらで確認されています。
コナミのゲームを手にすれば、おもわず入力してしまうコナミコマンド。橋本氏が残したちょっとしたいたずらは、今後も広く人々に愛されそうです。