和むなー。
去年、ARフィルターを切り忘れていたせいでネコ化したパキスタンの地方大臣がネット配信されるというハプニングがありましたが、今年も同じような珍事が起きました。
低予算のニュース中継と慌てて生配信したことの弊害でしょうか、ノースカロライナ州のTVレポーターがARフィルターをつけたまま、Facebook Liveでその地域では珍しい降雪についての中継を行ってしまったのです。
WLOS ABC 13のアンカーJustin Hintonさんはマスクのフィルターが起動していたとは知らずに、同州アシュビルで今シーズン初めての積雪の様子を中継。雪が降ることが珍しい地域だと、ドライバーは道路が滑りやすい状態での車の運転に慣れていないため、気をつけるよう注意を促すこういった放送はありがたいものです。
しかし、Hintonさんの1分間におよぶ中継は、髭を生やした魔法使いやら巨大な目玉やらハリウッドの失敗作『キャッツ』のような各種フィルターやらに終始邪魔されてしまったがため、コミカルな絵面に負けて真面目な内容が頭に入ってこないという状態に…。
フィルターてんこもりに気付かぬまま中継を終えたご本人は、リアルタイムでFacebookを見た人たちから殺到したコメントによって、このハプニングを知ることになったのでした。フィルターが恥ずかしいものでなかったというのが、不幸中の幸いでしょうか。
「真面目な配信をするなら、フィルターが起動していないか確認する」Facebook Liveに限らず、生配信する際の教訓になりそうです。
Source: Facebook, New York Post,