ビルトイン、バンバンババン!
Akai Professionalが手掛けるウィンドシンセサイザーEWIシリーズの最新モデル「EWI Solo」が発表されました。ウィンドシンセとは管楽器のデジタル版のようなもので、T-SQUAREの「Truth」のメロディーのアレです。
順当に進化してきたEWIシリーズ、今回の「EWI Solo」はついにスピーカーをビルトイン。もちろんバッテリーも内蔵しているため、スタンドアロンで約12時間の演奏が可能になりました。ケーブルから開放され、よりアコースティックな楽器体験に近づきましたね。
内蔵サウンドは200種。リバーブ、ディレイ、コーラスなどのエフェクト系と、ピッチチューニング、フィルター、2基のLFOを搭載。パラメーターを表示するディスプレイは有機ELで、視認性も良好。すでに先行レビューしてる動画がちらほらあるのですが、プリセット音源の質も高いみたい。
端子類はライン入力、ヘッドフォン出力、充電orMIDI接続に使うUSB端子を備え、さらにEWI史上で初めてAUX inを搭載。スマホやPCなどから音源を入力してやれば、別途スピーカーを用意せずとも練習ができちゃいます。これはなかなかに便利そう。
発売日は2020年9月3日(木)、市場想定価格は5万5000円。ローランドのエアロフォンシリーズもスピーカー内蔵でしたが、ついにEWIでもスタンドアロン演奏が楽しめるようになりましたね〜。おうち楽器がもっと捗る。