太古のクリーチャーをどこにでも出現させられるアプリ、Googleからリリース

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  • author 岡本玄介
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太古のクリーチャーをどこにでも出現させられるアプリ、Googleからリリース
Image: Google

スマホでSFチックな写真が撮れちゃいます。

Google Arts & Cultureが、スマートフォンのAR機能を使い、先史時代にいた異形の生物を画面の中に出現させられるコンテンツを発表しました。

世界中の博物館とのコラボ

これはモスクワにあるダーウィン州立博物館や、ロンドン自然史博物館とのコラボレーションで生まれたクリーチャーたちで、アノマロカリスの親戚エーギロカシスや、カンブリア紀にいた大きな複眼を持つカンブロパキコーペ、それに世界最大の生物シロナガスクジラの骨格標本などをデジタルでリアルに再現し、ARで現実世界と重ねて見られるようにしたものです。

画面に呼び出して、交差点や部屋の中に出現させればシュール極まりない作品ができそうですよね。また、クリーチャーのサイズを縮めて手のひらに乗せる、なんて遊び方もできます。

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Image: Google

もしクリーチャーがお好みでないとなければ、南米で生贄の儀式に使われたチャクモール像や、アポロ11号の司令・機械船、それにクリムトの代表作『接吻』といった人工物を部屋の中や庭に出すことも可能です。

遊んでみた

Google Arts & Cultureで遊ぶにはまず、iOSAndroid共に「Google Arts & Culture」アプリをインストールする必要があります。そしてアプリを起動すると、そしてさきほど紹介した生物や人工物を選択して、「AR(拡張現実)で見る」をタップ。するとこんな感じで、身近な場所に配置できるように!

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Image: 岡本玄介/Google Arts & Culture
カンブロパキコーペ
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チャクモール
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エギロカシス
200827_GoogleAR_6.jpg
オパビニア

いろいろ試して、独創的な写真を撮ってみてください。

Source: App Store, Google Play via Google via SLASH GEAR