価格でぶん殴ってくるスタイル、健在です。
本日、Xiaomiが開いた「Xiaomi10周年記念スペシャルイベント」のライブ発表会にて、複数の製品が発表されました。最初に登場したのは、やっぱりスマホ。5G対応スマホ「Mi 10 Lite 5G XIG01」です。
Xiaomiとなればやっぱりコスパすごいんでしょ?
ってみんな思っていると思うので、前置きはこのくらいにしてスペック見てみましょうか。
ミッドレンジの価格でハイエンド仕様。Xiaomiらしさが光る1台
まずSoCは5G対応のSnapdragon 765G、RAM6GB、ROM128GB。OSはAndroid 10準拠のMIUI 11となっています。ミドルーハイを狙うSoCで、RAM/ROMともに今の時代の標準ラインをクリアしていますね。
前面は、しずく型ノッチを採用した約6.6インチの有機ELディスプレイ(サムスン製)が採用されています。色再現度の高いTrueColorディスプレイで、HDR 10+対応。ディスプレイ内蔵式の指紋センサーもあります。
カラーバリエーションは、ドリーム ホワイト、コズミック グレーの2色。
本体サイズは約75×164×8.7mm (最厚部 約9.9mm)で、重量は約193g。前面、背面ともに「Gorilla Glass5」で包まれていて、傷へも配慮されています。抗菌ケース、フィルム付きなので、まずケースに入れて使うと思うけどね。
カメラは4眼! ビデオ撮影機能も盛りだくさん!
カメラは4眼。約4800万画素のメインカメラをはじめ、視野角120°で約800万画素の超広角、約200万画素マクロ、約200万画素の深度センサーという構成です。
最近はLiteと名前が付くスマホですら4眼なのだな…。と僕の中の「Lite」の概念がぶっ壊れつつありますが、きっと、これを基準に考えてはいけない。
映える夜景を撮れるおなじみのナイトモードもあり。というか、綺麗すぎませんかこれ?CGかと目を疑いたくなります。
ビデオ時代に向けた、ユニークな動画撮影機能もウリのひとつです。
このメインカメラとインカメラで2画面同時動画撮影は特にユニーク。日常の思い出を保存するのに活躍しそう。他にも、動画のカラープロファイルを変更したり、背景を合成して楽しんだりといった編集機能も楽しそうですよ。
また、「Vlogモード」では編集の手間なく楽しい映像を作れます。ビデオでカジュアルに撮って、映像を残す、公開するといった現代のカメラの遊び方にマッチしていますね。一方で、ガチで撮りたい人に向けた「プロモード」ではLog撮影もできるようですよ。すごいですね、機材かよ…と。
他にも、AI万華鏡なんて、オシャレ編集機能も紹介されていました。何に使うのかはちょっとわかりません。
巨大なバッテリー、ヘッドホンジャック付き
バッテリーは2日持つという4160mAh。20Wの急速充電対応で、22.5Wの充電器が付属します。標準の充電器でそのまま高速充電できるのはいいですね!
端末上部にはヘッドホンジャックあり、ハイレゾへも対応しています。他にも、赤外線(IRブラスター)など、珍しい機能もありました。テレビなど赤外線リモコンで動く家電をコントロールできるそうなので、地味に便利そうじゃない?
au独占販売。ハイコスパなれど見極めも必要かも?
国内ではau独占販売となり2020年9月4日発売。auのサイトを見ると、価格は一括で4万2740円でした。
5Gで有機ELで4眼のスマホが、キャリアからの販売でこの値段。Xiaomiといえば、コスパの強さが印象的ですが、さすがに目を疑って二度見しましたよ、僕は…。
ただし弱点なしの完璧超人ってわけではありません。
コスパの高さは確かに強く感じますが、防水防塵、ワイヤレス充電、おサイフケータイがそれぞれ非対応。と、ユーザビリティ面がちょっと弱め。このあたりが、多くの人の見極めポイントとなってくると思うんですよね。
うーん、悩ましい! 個人的にはおサイフケータイ対応だったら、気持ちよくK.Oされてたんだけどなぁ〜。
Source: Xiaomi Japan, YouTube(Xiaomi Japan), au