やっちゃえキヤノン。
キヤノンから噂されていたRFマウントのシネマカメラ、EOS C70が発表されました。今年のカメラはLUMIX S5にしてもα7S IIIにしてもEOS R5にしても、どのメーカーも動画に力をいれて来ました。そのラスボスがこのEOS C70です(シネマカメラだから当たり前だけど…)。
市場予想価格は約60万円、発売予定日は2020年11月中旬。
今回発表されたEOS C70は、業務用の映像制作機器・CINEMA EOS SYSTEMの新製品として、RFマウントを採用したデジタルシネマカメラ。小型、軽量化のためシリーズ初のRFマウントを採用。センサーは4Kスーパー35mm CMOSセンサーを搭載。
ボディの大きさは約160×115.9×130.2mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1,170g。そしてRFレンズの特性のひとつでもあるフランジバックの短さを活かし小型軽量を実現しています。この重量に抑えたことでRONIN-Sなんかのお手軽なジンバルでの運用が可能。
またEF/EF-Sレンズ、EF CINEMAレンズにもしっかりと対応。0.71倍のレデューサー付きマウントアダプターを使い取り付けることができます。
キヤノンからCINEMA EOSシリーズとなるEOSC70を発表!
— 岡島龍介@動画クリエイター(編集>監督>撮影>写真) (@OkajimaRyusuke) September 24, 2020
色々とご縁がありこの新機種のデモリールを作成させていただきました。一応カメラについて語ってますのでこちらもぜひどうぞ。https://t.co/yvkSFr5EkO#canon#eos#eosc70#CINEMAEOS#動画クリエイター#EOSC70pic.twitter.com/lVGJpIz0I2
どうです、この描写力。照明使ってないとのこと、暗部の粘りがバツグンです。
C70の好きなところ
・RFレンズが使える
・ND内蔵
・コンビネーションIS(ボディ内電子手ブレ補正とレンズ内の光学式手ブレ補正のコンビネーション)
・コンパクトなボディ
・縦位置にも気を使ったUI、三脚穴
・ポケシネ以上の満足感のあるスペック
・ダイナミックレンジ16ストップ(最大)
・空冷
・そして割とカッコいい。
C70のあんま好きじゃないところ
・記録メディアがSDカード
・USB-Cから直接SSDに書き込めない
EOS Rシリーズをプロのカメラマンが使っている理由の1つにRFレンズがあります。優れたAF性能に、抜群の描写力。それをシネマカメラに使うのだからきっとキレイな画が撮れるに決まってる。
そして、今回スーパー35mmのセンサーにRFマウントが採用されたことで、APS-CセンサーのRFマウントカメラが出るという噂が現実味を帯びてきました。こちらも期待。