AIと骨伝導センサーでイビキをコントロールするデバイス

  • author 岡本玄介
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AIと骨伝導センサーでイビキをコントロールするデバイス
Image: Weatherly Japan

毎日の快眠と健康のために。

睡眠中のイビキで起こる身体の振動を検知し、バイブレートしてユーザーに知らせるデバイス「Snore Circle SC-03 Plus」が日本にやってきました。

デバイスはAIの機械学習がイビキを正確にモニタリングし、そこから骨伝導で振動が出されるようになっています。振動は脳にむけてイビキを止めるよう指示を出し、より深い睡眠を手助けするよう考えられてるのです。

Video: Snore Circle/YouTube

機械学習が新たなパターンにも対応

AIは従来のイビキのパターンを記憶していますが、いつもとは異なる新たなものも学習するとのこと。なのでどんなパターンでも対応し、狭くなった気道を振動刺激で開くよう促します。またデバイスからの振動は自動的に調節するものの、アプリから最大36段階の好きな強度を選べるようになっています。

アプリでデータや音声を記録

専用アプリはイビキの回数、時間、音量、睡眠時間、睡眠の質、姿勢や向いた方向などを記録し、デバイスの振動と停止した回数、そして振動で実際にイビキを止められたかという成功率が%で表示されます。さらには自分のイビキがどれほどなのか? 録音された音声を聞くこともできます。これ、後から聞いたらちょっと恥ずかしいかもしれませんね。

地味に助かるのが、ドラムやフルートによるリラクゼーション音楽や、雨や小川などの環境音を流す機能。これで気持ち良く入眠できそうですね。

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Image: Weatherly Japan

現在はクラウド・ファンディングを行なっており、早期割引でひとつ1万1980円から出資ができるようになっています。公式サイトだと1万5400円なので、今チャンスです。

大イビキには無呼吸症候群が伴う

以前には、おデコに貼るウェアラブル・イビキ検知器なんてものを取り挙げたことがありましたが、そのときは「大きなイビキをかく人は無呼吸症候群になりがち」だということを学びました。昼間の眠気や脳卒中、心臓病のリスクが増加させたりと、健康を害する原因になりかねない深刻な症状なので、こうしたアイテムに頼るのもアリだと思います。

筆者もイビキが大きいタイプなのですが、家族の眠りが深いので無自覚のまま朝を迎えています。つまりこのデバイスが必要だってことでしょうね…。

Source: Weatherly Japan, Makuake via MdN DESIGN INTERACTIVE, Instagram via YouTube

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