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スウェーデンの電子機器メーカー Teenage Engineering。メジャーではないながらも、ツボにはまる人には｢好きすぎてぜんぶ欲しい！｣っていうくらいデザインに定評のあるメーカーです。そのTeenage Engineeringが、今1番注目を集めるスタートアップ Nothingと、デザイン面でタッグを組むことが明らかになりました。
Nothing CEOのCarl Pei氏いわく、Teenage EngineeringはNothing創設パートナーの1社であり、今後はデザイン設計部門を牽引していくとのこと。Teenage Engineeringの共同創設者でCEOのJesper Kouthoofd氏がNothingのクリエイティブトップに、Teenage Engineeringでデザイン部門副主任を務めるTom Howard氏がNothingのデザイントップとしてチームを率いていく予定。
Nothingは、この夏製品第1弾としてワイヤレスヘッドフォンのリリースを予定しています。Teenage Engineeringには、M-1というヘッドフォンがあります。Teenage Engineeringのシンセ OP-Zのために作られたヘッドフォンで、内蔵マイク・取り外し可能マイクのどちらもついており、ヴォイスサンプリングしやすいのが特徴。ポータブルシンセのOP-Zの相方として、折り畳みできるデザインも魅力です。なにより見た目のデザインがいい。洗練されたミニマルデザインが美しいですね。気になるのは、NothingのヘッドフォンがどこまでTeenage Engineeringぽくなるのかということ。M-1の影響を多少なりとも受けるとは思うのですが…。
Teenage Engineeringをデザイントップに持ってきたところが、Carl Pei氏ぽい気がします。Nothingめちゃくちゃ期待しています。かつてBeatsがオシャレヘッドフォンの位置にいたように、Nothingがこの夏大ブームを引き起こす予感…。なんかワクワクしてきた！
Source: The Verge
