久しぶりに空気清浄機を買ってみて、鼻呼吸で効果を実感してる

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久しぶりに空気清浄機を買ってみて、鼻呼吸で効果を実感してる
Photo: Rina Fukazu

おうち時間の(エア)クオリティー向上におすすめ。

「スイスに住んでいる」というと、アルプスの山々とか草原とか、大自然に囲まれて空気も澄んでいるはず...と思われるかもしれません。実際、バルコニーに出るとアパートメントの隣にある空き地で羊たちがメーメー言いながら草をもぐもぐ食べているような状態ではあるのですが...この度、ついに空気清浄機を使い始めました!

窓を開けたい夫 vs 閉めたい妻

空気清浄機を買うきっかけは、ちょっとしたすれ違いから始まりました。

まず、スイスの住宅は耐寒のため壁にそれはそれは分厚い断熱材が仕込まれていて、そのおかげで室内の空気や熱がこもりやすかったりするんです。そんなことから夫は、夏でも冬でも寝ている間に換気したい派。たしかに窓を開けておくといい風が入ってきて心地よいのですが、私にはひとつだけ大きな問題がありました。

花粉です。私はヘーゼルやシラカバの木にアレルギー反応を起こすようで、寝ても覚めてもただただツラい状況をやり過ごす日々を送っていました。周りには「薬を飲みなよ」と言われるも、謎の抵抗を繰り返しながらぼんやりしていたら、ある日頭にふと浮かんだのが、日本で日常的に使っていた空気清浄機でした。

あれさえあれば少しはマシになるはず...と思って夫に話してみると、スイス育ちの夫にとっては「空気をきれいにする」という発想が新しかったようで、どんな家電なのかあまり分かっていないようでした。

本当は空気清浄機+クーラーの機能が欲しかったけど…

そこで、まずはダイソンのPure Hot+Cool™空気清浄ファンヒーターを提案してみることに。もともと、夏に向けてクーラーを買わなければいけない状態だったので、これなら1台3役(空気清浄機+扇風機+ファンヒーター)ですって! と売り込んでみると、夫も興味は示しましたが、これだと夏の暑さに敵わないかもねという話に。

そんなことから、ほかにも空気清浄機+扇風機機能が付いたものを探してみたのですが、ダイソン以外のメーカーではなかなか見つからず…。結論として、空気清浄機と扇風機は別で購入することにしました。

そうこう話し合っているうちにも、窓を開けないと寝つきが悪くなると訴える夫と、窓を開けると花粉で眠れない私のどちらかが「今日もよく眠れなかった」と疲労していく日々は続いていたので、細かいリサーチはすっ飛ばして、仕事でもよく使うニューヨークタイムズ系列のwirecutterで低予算なものとしておすすめされていた「Levoit」という空気清浄機をAmazonで買ってみることに。

クーラー機能はありませんが、1台で集じん+脱臭+除菌の3役をこなしてくれるとか。それに、ダイソンだと(執筆時)セール価格でも5万円〜になるので、そう考えると1万円程度で買えるのはお得と思って飛びつきました。

鼻で感じる効果!!

もう遡ること十年くらい前ですが、日本の家で使っていた空気清浄機は、使っても本当に空気がきれいになっているのかというイメージがありました。それに、フィルターのクリーニングの仕方がわからないとかで、使用をやめたこともあったような。それが、「Levoit」に関しては、空気がきれいになっていのるが鼻呼吸でスッとわかるように

まずは届いてすぐ、フィルターをセットしてリビングルームで使い始めたら(テレビで再生していたNetflixの音にかき消されたこともあって)本当に稼働しているのかわからないくらい静寂でした。

その夜、ナイトモードに設定して一晩使ってみると、夫も私も翌朝「よく眠れた!」で一致。画面の光は消せるので、夜の暗闇のなかでもライトが眩しいことはなく、機械音も聞こえるけれど、眠りの妨げになるということはなし。何よりも、翌朝に寝室の空気が澄んでいるなぁと確実に実感できるほどフレッシュでした。ちょうど雨の日が続いていたのもあって、花粉で毎晩・毎朝くしゃみしていたのが、ゼロになるという奇跡も。

ただ、喜んで毎晩ガンガン使っていたら、起きてしばらく喉がちょっと乾燥している感じが…。それ以来、寝る前にタイマー機能を使って8時間稼働にしたら大丈夫になりました。おかげで、夫も私もぐっすり眠れるように。

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電源、強さ、タイマー、スリープモード、画面ライトのオンオフはこのタッチスクリーンひとつで完了。
Photo: Rina Fukazu

日中はリビングで、夜中は寝室で

「Levoit」の空気清浄機は、夜中だけでなく日中も役に立っています。しゃがんで両手でヒョイと持って移動できるほど軽いので、私は特に料理を始める前のタイミングで寝室から持ち出して、キッチンの近くでスイッチをオンにしておきます。今日もつい先ほど、スーパーで買ってきたメロンの香りがあまりにも強くて気になったので、稼働して匂いを吸い取ってもらいました。いずれ、寝室とリビングルーム間で移動させるのが面倒になったら、もう1台買ってもいいかなと思っています。

空気清浄機といえば、お手入れが方法よくわからないイメージがありましたが、「Levoit」はフィルターに詰まったほこりを掃除機で吸い取るだけというシンプルさだそうです。今は使い始めて1ヶ月ほどなのでまだ試していませんが、通常は8ヶ月ごとにフィルターを交換することが推奨されています。使い始めるとき、すでにフィルターをセットする作業をした(本体の底部分に入れるだけ)ので、ひとりでも迷いなく簡単にできる気がします。

唯一の不満

さて、そんな「Levoit」ですが、唯一不安があるとしたら、2年保証はあるといえど、どれくらい耐久性があるのか未知数なこと。できれば何年も使いたいですが、製品レビューによると「すぐ壊れてしまった」というような意見もあったので、もしそのような不確実性はできるだけ避けたいという人は、他のメーカーのものを検討するのがいいかもしれません。

一方、1万円程度の予算で即戦力のある空気清浄機を探しているという人には、「Levoit」の空気清浄機がおすすめできます。お手入れをしていない / 方法がわからないような、古くていまいち効果が実感できない空気清浄機を使っているという人は、きっと最新の空気清浄機のパワーにびっくりするはずです。

ちなみに、「Levoit」の公式インスタグラムアカウントでは製品にまみれていろいろなインテリアスタイルやふわふわの生き物たちが見れるので、一度ぜひ覗いてみてください。

※価格など表示内容は執筆時点のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。

Source: Amazon