目にも止まらぬ速さ。ゲーミングディスプレイはとうとう480Hzの領域へ...

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  • author 塚本直樹
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目にも止まらぬ速さ。ゲーミングディスプレイはとうとう480Hzの領域へ...
Image: Anton27 / shutterstock.com

人の目で見分けつくのかな?

ますます過激化する、ゲーミング周辺機器のスペック。ディスプレイを例にとってもそのリフレッシュレートはますます向上するばかりですが、どうやら台湾のAUO社や韓国のLGディスプレイ社はさらに先をいく480Hz駆動のディスプレイを準備しているというのです。

ディスプレイのリフレッシュレートとは、「1秒間に何回画面を書き換えるか」を意味します。一般的なPCやテレビ放送は1秒あたり60回画面を書き換えているので、リフレッシュレートは60Hz(ヘルツ)ですね。

そして、この数値が大きければ大きいほど、ゲームや動画鑑賞でなめらかな表示が可能になるのです。特にとっさの判断が勝敗を分けるゲームでは、リフレッシュレートが非常に重要になってきます。

これまで市場に登場したゲーミングディスプレイゲーミングラップトップでは、360Hzがリフレッシュレートの最高値でした。しかしHexusの報道によれば、AUOは480Hz/1080pや240Hz/4Kのディスプレイを来年から生産する予定だとしています。またLGディスプレイも、2022年後半から24.5インチの480Hz/1080pのディスプレイを生産することが伝えられているのです。

ただし、実際に480Hz駆動が可能なゲーミングディスプレイやゲーミングラップトップが登場しても、真価を発揮するのはもう少し後になるかもしれません。なぜなら多くのゲーマーは120Hzや144Hzでのゲームプレイを選択しており、480HzというスペックはPCへの負担が高すぎるんです。

もちろん、解像度や画質を落とすなど設定を徹底的に追い込んで480Hzでのゲームプレイを選択する場合には、このスペックはメリットです。

現時点では480Hz駆動のディスプレイやラップトップの製品投入予定は伝えられていません。しかし実際に製品が登場した際には、360Hz駆動ディスプレイと見分けられるのかは試してみたいですね。

Source: Hexus

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