いい方向に噂が外れました。
発表前のリーク情報ではFitbitのフィットネストラッカー「Charge 5」はカラースクリーン化がメインで他はマイナーアップデートという噂でした。が、いざ発表されてみたら大型アップデートだった!
スマートウォッチ並みの高機能
先週発表されたFitbit Charge 5、なんと心電図(ECG)記録機能が加わりました。不整な心拍を検知するとユーザーに通知してくれます。また、皮膚電気活動(EDA)センサも搭載され、ストレスレベルもモニタリング。
EDAセンサの詳しい話の前に、端末デザインから。予想通りファッション性の高いLuxeの流れを汲んだ外観。色は、白/ゴールド、青/シルバー、ブラックの3パターン。スクリーンも予想通りのフルカラー、常時ONタイプのAMOLEDタッチスクリーン。前モデルのCharge 4よりも2倍明るくなっています。ディスプレイでいうと、10%薄くなったのも良アプデ。
EDAセンサはユーザーの汗から微細な変化を読み取ることで、ストレスレベルを計測します。Charge 5ユーザーはFitbitアプリで「ストレスマネージメントスコア」を確認でき、瞑想などリラックス効果が期待できるアクションを促す仕組みになっています。瞑想アプリのCalmとコラボし、Fitbitプレミアムサブスク会員はCalmから30セッションを利用可能です。
ECG機能は、Fitbit Senseと同じ。フィットネストラッカーに、フラッグシップスマウォと同じ機能が搭載されるというのがアツいですね。注意点は、ECG機能がCharge 5発売と同時に解禁になるかはまだわからないとのこと。また、機能を利用できる国、地域も限られるとのこと。
Charge 5のスペックは、これまた予想通りと言ってよし。NFC決済対応、SpO2センサ搭載、皮膚温チェック、GPS内蔵、睡眠系機能あり。Androidユーザーなら、Charge 5を使って手首でメッセに返信可能。バッテリーもちは最大7日間。
新製品のたびに新しい機能がリリースされるのもFitbitの良さ
Charge 4リリースでは、ソフトウェアアプデでActive Zone Minutes(AZM)という、1週間の運動量が十分かどうかを判断する機能が追加されましたが、Cherge 5でも同じくソフトウェア面での新機能があります。
Charge 5で活用できるのは「Daily Readiness Score(デイリー・レディネス・スコア)」。このスコアは、運動による体の疲労レベル、心拍変動、睡眠の3要素に基づいて弾き出され、スコアが高いとよりハードな運動をオススメされ、スコアが低いとヨガなどリラックス系の運動がオススメされるというもの。Charge 5と同時に発表されはしたものの、Daily Readiness Scoreはアプリベースの機能なので、Charge 5以外(Fitbit Sense・Versa 3・Versa 2・Luxe・Inspire 2・Fitbitプレミアム会員)でも使用可能。
Charge 5は9月下旬発送。価格は2万4990円。すでに公式サイト含め、家電販売店やAmazonなどで、予約が始まっています。
Source: Fitbit