また1つ新たな活動の場所が。
Twitterが新機能「チケット制スペース(Ticketed Spaces)」を、一部のiOSユーザー先行でスタートさせました。まだベータ版とのことですが、さて、チケット制スペースとは?
チケット制スペースは、ライブオーディオチャット配信サービス。Twitterは、最近Twitter版Clubhouseとも言われる「スペース(Spaces)」機能を追加しました。スペースはリアルタイム音声チャット機能なのですが、「チケット制スペース(Ticketed Spaces)」は、簡単に言うとこれの有料版です。主催者がスペースでイベントを開催し、聞きたい人はチケットを購入するという仕組み。
今のところまだベータ版扱いのチケット制スペース。現在、機能利用できるのは米国iOSユーザーのみ。イベントを主催できるのも、条件を満たした一部のユーザーのみとなっています。6月からチケット制スペースの申し込みは始まっていますが、主催認定条件は、例えば、18歳以上、フォロワーが1000人以上、過去30日間にスペースを3回以上主催したことがある、アカウントに2段階認証かけているなどなど。
主催者側はイベント開催にあたり、チケット価格(1ドルから999ドルの間)とチケット枚数(参加者のキャパ)を設定可能。チケット購入者は、イベント開催時にはTwitterでリマインダーが届きます。
チケット制スペースの狙いは、Twitterいわくクリエイターがスペースを活用し、かつビジネスとして収益を得られるようサポートすること。とはいえ、成功すればTwitterにもうまみあり。チケット代(AppleやGoogleが徴収するアプリ内課金のプラットフォーム手数料差引後)の3%がTwitterの取り分=手数料となります。Super Follows機能含めTwitter課金系サービスで得た収益が5万ドルを超えると、手数料が20%にアップする仕組み。
TwitterのSapces公式アカウントがあるので、今後の展開拡大や正式リリースが気になる人はフォローしておくとよし。
Source: Twitter