やっぱり魔力がある。
今年は久しぶりにiPhone以外のApple製品を新調しました。これまで使ってたのは、2019年の15インチMacBook Pro、そして2014年のiPad Air2。どちらも自分の使い方(音楽制作&エンタメ視聴)には十分で、正直買い換えるほどではありませんでした。そもそもApple製品って高いし、頻繁に買い換えるものではない。むしろ最近は「壊れるまで使おう」くらいの精神が優ってたんですよね。
ですが、いろいろな縁があって最新のApple製品を触ったら、不覚にも「ええやん」となってしまったのが2021年の思い出…。
転職して支給されたM1 MacBook Air
実は僕、今年の9月にギズモードへ転職してきました(とは言いつつ、2019年までギズにいて、2年間の山籠りを経て戻ってきました)。そこで最初に支給されたPCがM1 MacBook Airだったんです。
しばらくの間ガジェット熱が冷めてたこともあって、最初は特に感動もしませんでした。ですが編集部員からは「羨ましい」と言われたのをきっかけに意識し始めたら、めちゃくちゃいいということに気づきました。
まず1日仕事するくらいなら余裕で充電が持つこと。家ならまだしも、会社だとカバンから充電器をいちいち出すのがめんどくさったりするので、それが解消されるだけでも気分がいいんです。
それと同時に本体が発熱しないこと。使っててファンが回ってると気が散るし、心配になりません? 加えて、家とかで膝にクッション乗っけて、その上でいじりたい時も発熱することを考えるとできない。でもM1 MacBook Airならできる。
知ってる人からしたら、「今更何言ってんの?」という感じだと思います。それでも改めて伝えたいくらい良かったんです。そもそも充電や発熱って、どちらかと言うと怠いじゃないですか。M1チップの性能が高いことはもちろんですが、仕事の用途であれば物理的にも影響のある変化が一番ありがたく感じました。
実機を触ったら欲しくなったiPad mini
これまで買ってきたタブレットは、iPad Air 2とFireタブレット×2台。しかし結局ハマるものが見つからないまま、自分のライフスタイルにタブレットはマッチしてないんだろなと思ってました。ただiPad miniは様子が違ったんです。
僕がiPad miniを買ったのは、発表されてから少し後。会社に届いた実機を触って買うことに決めました。なぜかって? それは「ちょうどいい」の最適解だったからです。とはいえ買った後もま結局使わなくなったらどうしよう…と半信半疑でした。
そして今、無事に使っております。iPad miniがハマったのは「サイズ感」に尽きるでしょう。
自分がタブレットを使う用途は、主にエンタメ(動画・ゲーム・読書・ネットサーフィン)を楽しむ用。正直iPad Air2でも問題ないんですが、なぜかとても煩わしかったんですよね。動画は問題ないんですが、ゲームをするには操作しづらい&ブラウジングの文字が打ちにくい&読書するにはデカすぎる、などなどあんまりちょうど良くなかったんです。そしてこれらは全てはサイズによる使いづらさでした。
一方iPad miniはサイズ的にゲームがしやすい、キーボードサイズがiPhoneと同じくらいで文字が打ちやすい、読書するにも読みやすい、とiPad Air2の不満点が全て解消されました。
さらに快適が故に、ちょっとした仕事もしてみたり。特にメッセージの確認や返信とか、シンプルな作業は全然できます。iPadで完全に仕事することはできないからこそ、サポート役としてちょうどいいんですよね。
ずーっと大は小を兼ねると思ってましたが、必ずしもそうではない。それぞれに最適な役割があることを知りました。
結局、ガジェットって実生活をどれだけ変えてくれるかに尽きる気がしています。その点、Apple製品はわかりやすく「ライフスタイル」の提示をしてくれるんですよね。もちろん、今年ハマったのがApple製品なだけで、そういったガジェットはこの世にたくさんあるはず。
去年くらいからリアルに「壊れるまで使わない」というのも大事だなと思っていたんです。金銭的にもサステナビリティ的にも(日本は「もったいない」の国ですし)。でもそれとは別で、やっぱりガジェットによる生活の変化は幸福度をあげてくれます。だからこそ「Appleええやん!」と素晴らしさを再確認した2021年でした。