まさしく発想の転換。
ツーキニストの皆さんは、安全のためヘルメットを着用されていることと思います。ですが脱いだ後ってちょっとジャマですよね。そこで、元アストンマーティンの技師が、上半分をクルっと回転させると50%薄くなる「Flip-Clip Go」を考案しました。
ジャマな膨らみは空間に収納
災害用で折りたたみ式や内側に収納できる蛇腹式のヘルメットは見たことがありますが、自転車用でこのようにトランスフォームするのは斬新です。
脱炭素化社会が推進され、CO2を出さないeバイクやeスクーターが増えれば、自ずとヘルメットが増え、ユーザーは収納や持ち運びに難儀することになりますよね。その問題は、これでかなり軽減できるようになります。
素材は海や陸地で回収された、およそ20本分のペットボトルを再利用しているので、その点でも持続可能と優秀です。
デザイン賞を受賞
「Flip-Clip Go」はこのアイディアが認められ、デザイン賞のレッドドット2021にて「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞したほど。
執筆時での価格は不明ですが、アドレス登録で限定品購入の知らせが届くようになっています。常々ヘルメットがジャマだと感じている方は、おひとつどうでしょう?
Source: Red Dot 2021, newlane via YANKO DESIGN