とにかく時間がない。それならiPad mini。
今年もっとも盛り上がったガジェットの一つがiPad miniであることは間違いありません。
にもかかわらず、僕は以前「いまいちiPad miniを使えていない」という記事を書いたのですが、いよいよその活躍が始まりました。
何にiPad miniが活躍しているのか。それはコンテンツ消費です。
24時間のどこに「コンテンツ消費」を割り当てるのか問題への回答
「コンテンツ過多」が叫ばれて早10年近く。現代は話題作を一通り押さえることすら難しい時代です。
映画やドラマだけでも、Netflix、Disney+、Amazon Prime、Apple TV+と各プラットフォームが莫大な予算で話題のオリジナル作品を作っており、追いつくのはほぼ不可能。実際はそこに音楽や漫画、小説などが加わって、もはやパンク寸前というよりパンクし尽くしています。
新しいiPad miniはそんな状況に一筋の光を射してくれました。
使い方はシンプル。毎朝ジムのトレッドミル(ランニングマシン)の上で過ごす1時間に、iPad miniで映像作品を鑑賞する時間を重ねただけ。
これによって、ランニングあるいはウォーキングをしている間に、気になっていたあの映画もドラマもアニメも観られてしまいます。ドラマなら約1週間で1シーズン分。これまで溜まっていくばかりだった宿題作品をおもしろいくらいチェックできるようになりました。
もっとも、現代のトレッドミルはNetflixやYouTubeをアプリとして搭載していることが少なくないのですが、いちいちログインするのは本当に面倒で、AirPodsのようなBluetoothイヤホンとペアリングするのもまた手間です。
それに対して、自分がいつも使っているiPad miniならば、そうしたプロセスを省略できますし、自宅でダウンロードしておけば通信状態にイライラすることもありません。さらにはNetflixやApple TV+アプリとAirPods Proを組み合わせれば空間オーディオで作品を鑑賞できるので、音響面でも大きなメリットが得られます。
サイズ感がもたらす生活へのフィット感。それが可能性を生む
もちろん同じことはiPad ProやiPad Airなどでも行なえます。しかし、きっとminiでなければこうした使い方はしていなかったと思います。
ジムバッグにiPad miniとウォーターボトルとタオルを入れて出かけるのは、とにかく気軽。そして、コンパクトなボディだからこそ、トレッドミルの画面に重ねて置いてもグラつくこともありません。
「なんかタブレット持ち歩いてるやつがいる」みたいな悪目立ちもしません。
些細なことではありますが、iPad miniのサイズ感とSmart Folioの組み合わせはどんな場面でもフィットしてくれて、ストレスがありません。毎日使うデバイスだからこそ、こうしたポイントが大きな違いにつながってくる気がします。
僕は仕事柄いろんな音楽を聴き、いろんな映像作品を観ておかなければなりません。そのためコンテンツ消費は自分にとってプレッシャーになっていました。
しかし、iPad miniをジムに持ち込むようになってから1日の可処分時間が明確に1時間増え、心の余裕もできました。
僕がiPad miniでやっていることは単なるコンテンツ消費ですが、それが時間を生み、ストレスを減らし、仕事につながっているのです。それって、最高のガジェット体験なんじゃないかと思います。