こちらは、ギズモード・ジャパンが所属する(株)メディアジーンのコマースチームが編集・執筆した別企画の記事です。
付ければ紛失の可能性がほぼゼロになるAirTag。鍵類で利用するようになって、大きな安心感が得られています。失くすとダメージが大きいものすべてにAirTagを付けたいところですが、自転車に関してはスマートな方法が見つかりませんでした。サドルバッグに忍ばせようかとも考えましたが、盗難にあったときに場所が割れてしまえばそれまでです。
こうした課題をうまく解決できるAirTag専用バイクマウントが、machi-yaでプロジェクトを展開していることを知りました。リアリフレクターの中にAirTagを忍ばせられる「TRACE」は、まさに“こんなの欲しかった”を体現したようなプロダクト。さっそくお借りして自転車に取り付けてみました!
スッポリ収めてAirTagをステルス
「TRACE」の見た目は、丸っこくておしゃれなリアリフレクターです。犯人も、よもや中にAirTagが入っているとは思わないはず。
付属の六角レンチでネジをはずしてみると、AirTag用のスペースが。吸音パッドで蓋をする仕組みです。
シートポストの直径を補正するためのスペーサーも付属していました。「TRACE」は直径25~32mmのシートポストに対応しているとのことで、標準的な自転車ならほぼ大丈夫そうです。
AirTagを入れてみるとスッポリ収まりました!
Bluetooth信号を邪魔しないガラス繊維強化ナイロン製
自転車への取り付けもシンプルです。本体がスペーサーの凸部にフィットし、取り付けたときの安定感があります。
ネジ止めした後は3Mテープ式のリフレクターを貼り付けると、「TRACE」が完全に自転車と一体化しました。
ちなみに、「TRACE」ではボディにガラス繊維強化ナイロンを採用。自転車のフレーム素材の金属やカーボンが、Bluetooth信号を絶縁するとの悪影響を打ち消しているようです。
ガラス繊維強化ナイロンは耐久性も高く、過酷な屋外環境でも安心して使えそう。軽量なのも嬉しいです。
AirTagの検出性能をチェック!
念のため、公園でAirTagの検出性能をチェックしてみました。
AirTagは、iPhone、iPad等と通信して最新の位置情報を残します。自転車が多少へんぴな場所に放置されていても近くをiPhoneユーザーが通る可能性は高く、マップでおおよその位置が特定できます。
所有者がAirTagに近づくと、「探す」アプリで正確な位置がわかります。「TRACE」を取り付けた自転車は、40mほど離れた場所でも信号を拾うことができました。
サウンドを再生して消音性能を確認してみました。1m離れた位置からはわずかにサウンドが聴こえますが、自転車を漕いでいるときであれば気づかない程度です。またストーキング対策のサウンドが鳴り出すのは、所有者から離れて8時間後以降なのを考えると、それまでに盗難に気づく可能性は高い気がします。
自転車が盗まれているときほどショックなことはありませんが、「TRACE」さえあればもうそんな体験はしなくて済みそう。
AirTag専用バイクマウント「TRACE」は現在machi-yaにて支援を受け付けています。執筆時点ではmachi-ya予約限定割18%OFF、3,020円(消費税・送料込み)からとお得にオーダー可能な状況です。カラーはホワイトとブラックが用意されています。
プロダクトについてのスペック詳細は以下のWebページからご覧いただけます。
>>盗難自転車を1億人のAppleユーザーが追跡!ステルスAirTagバイクマウント
Source: machi-ya