子供が自分で操作できるってのがミソみたいです。
子供に画面付きのデバイスを与えると、ずっと釘付けになってしまいますが、ディスプレイをなくし、Mp3やSpotifyを演奏したり、お話をしてくれる「Jooki Kids」ならその心配はありません。
ユニークなのは、本体にNFCを内蔵した人形を置くことで操作ができる点。トークンと呼ばれるタグ型のNFCでも同じことができます。
NFCは再生、停止、プレイリスト変更などの操作が行えます。今は第2世代にアップグレードされ、NFCはプログラム可能でBluetooth接続もあり、親がスマホの専用アプリから細かく設定できるようになりました。
我が子にスマホを奪われた怒れる父親が開発
開発の動機は、ふたりの娘に音楽を教えたくて様々なCDを聞かせたものの、すぐにすべてを聞かせてしまったためにスマホを与えてしまった開発者の苦悩にあります。子供たちは父親のスマホに見入ってしまい、親子のコミュニケーションが取れなくなってしまったのが理由なんですって。
そんなこんなで生まれた「Jooki Kids」は、CES 2022でイノベーション賞を受賞し、モンテッソーリ教育の学習要項に従って作られたおかげか、Mom's Choice Gold Award賞では優勝したりと、いくつもの受賞歴があります。
これがあれば、子供にスマホやタブレットを奪われ返して貰えないストレスから開放されますし、プログラミングの初歩が体験できる点でも良いかと思います。
どれにしようか選べるセット
価格はトークン×2が付属する112.99ドル(約1万3000円)、トークン×2と人形×5のセットが139.99ドル(約1万6200円)、トークン×8と人形×5のセットが159.99ドル(約1万8500円)などの選択肢があり、別売りでトークンと人形を追加購入することも可能です。どうせなら全部盛りをゲットしたいですね。
ちなみにですが、うちの小学生はネトフリ中毒なので、こういうガジェットでどうにかならないもんかなぁと思うんですけどねぇ。
Source: YouTube (1, 2), muuselabs via MIKE SHOUTS