いやあ、よく新車として出せたものです。
1910年に創業したイギリスの自動車メーカー、モーガン。その創業前後に作られた前2輪、後ろ1輪のスリーホイーラーを、現代的なパーツを駆使して作られた｢Super 3｣が発表されました。このむき出しのダンディズム。たまりませんなあ。
全長3,581mmで全幅1,840mm。車両重量はたったの635kgで、今どきの軽自動車よりもめっちゃ軽い。そんなボディに搭載されるのはフォード製の直1.5Lガソリンエンジンで、最大出力は118bhp (87 kW）。マツダのロードスターで使われているマニュアルミッションを駆使してのフル加速は、0-100km/hで約7秒、最高速度は209km/h。加速力そのものは、トヨタ86（先代）には負けちゃう感じ。ちょっと前のロードスタークラスでしょうか。でもフロントスクリーン面積極小で、ドアウィンドウもない上半身むき出しのピュアオープカーとしては、十分なパワーでしょう。
デス・ストランディングのリバーストライクのように、ボディサイドとリアセクションに荷物をマウントできるようになっており、ミニマルな装備でのツーリングもオッケー。
メーターはアナログをオミットして、電子化＆デジタル化。でもそれがレトロに見えてくるという不可思議さもありますね。USBポートもついていますよ。
気になるお値段は4万1995ポンド（約648万円）。趣味力の強い人でなければ眼中に入らないであろうプロダクトとしては...意外とお安い気がしてきたぞ？
Source: Morgan Motor Company
