こちらは、ギズモード・ジャパンが所属する(株)メディアジーンのコマースチームが編集・執筆した別企画の記事です。
機能じゃなくてロマン。
筆者はシンプルな腕時計が好みでもファッションなどに合わせて使い分けていますが、歴史と技術が光る機械式時計にも惹かれています。
中でも超高級時計の代名詞的なトゥールビヨン搭載機種はWebサイトで眺める程度でしたが、最近は技術の進歩で手に届くモデルがたくさん登場しているんですね。
現在、姉妹サイトmachi-yaでキャンペーン中の「THE ULTRAMATIC」もそんな1本で、時計大国のひとつであるドイツの工房で改良や品質をアップしつつ現実的な価格で送り出しているそう。
お得な先行販売の終了も迫っていたので改めてチェックしてみたいと思います。
あえて手巻きにモディファイ
複雑機構の最高峰とも言われるトゥールビヨンは、1795年ごろに天才時計技師ブレゲが発明した画期的な技術。
時間のズレなどが課題であった当時の時計において、腕の振りや重力に影響されず正確な時間を刻むことができる精度を実現できるようになったとのこと。
1/1000mm単位の精度で100以上の部品組み立てが必要なトゥールビヨンは、高度な技術を要するため当時でもごく少数の熟練技師しか作ることができなかったそう。
結果として1本あたりの価格が上昇し、成功者の証とも言われるほど高価になっているんですね。
「THE ULTRAMATIC」では価格を抑えるためにコスパに優れたムーブメントを採用していますが、単純に搭載するのではなく品質を高めるためドイツの工場で組み立てや調整を行っているのが特長です。
さらに今回のモデルでは、自動巻きが主流のトゥールビヨンをあえて手巻きに改造することで時計全体のデザイン性や精度を高め、腕にも馴染みの良いデザインに仕上がっているそうですよ。
素材や組み立てにも抜かりなし
「THE ULTRAMATIC」はドイツ時計のメッカとも呼ばれるフォルツハイム生まれ。
極小で精密なパーツはドイツの最先端技術で製造、組み立ては熟練職人が一点ずつ手作業で行っているんだとか。
ステーショナリーから自動車まで質実剛健なプロダクトを輩出し続けるドイツのモノづくり精神が宿っていそうですね。
ケースは硬度や耐蝕性にも優れる316Lステンレスを採用。
またガラスダイアモンドに次ぐ硬さで耐久性のあるスイス製サファイアガラスといった具合で高級時計でも定番素材が採用されています。
手に届く価格を成り立たせるからといって妥協はないようですね。
シンプルに美しい王道デザイン
差別化のため華美な見た目になる製品も多いですが、「THE ULTRAMATIC」はどちらかと言えば王道寄りのデザイン。
トゥールビヨンの存在感はありながら、パワーリザーブや24時間表示のミニダイヤル、ロゴがシンメトリーに配置され、多くの方が気持ち良く感じる見た目のような気がします。
カラーバリエーションも充実し、日本で世界先行販売となる新色を含めた7カラーがラインナップされていました。
また老舗の時計修理企業による国内でのアフターサポートも充実しているので、気兼ねなく使える高級ウォッチかもしれませんね。
芸術品とも呼べるトゥールビヨンを高品質ながら手が届くレベルで実現した「THE ULTRAMATIC」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaにてお得なキャンペーンを実施中でした。
執筆時点では単品が25%OFFの190,500円(税・送料込)からオーダー可能となっていました。限定個数に達したリターンもいくつかあったので、気になった方はお早めに!