メガ、ギガ、テラ...のもっと上は何にする? 「クエッタ」を検討中

  • 37,088

  • author そうこ
  • X
  • Facebook
  • LINE
  • はてな
  • クリップボードにコピー
  • ×
メガ、ギガ、テラ...のもっと上は何にする? 「クエッタ」を検討中
Image: Shutterstock.com

終わりなき数字の世界。

一、十、百、千、万、億、兆、京…。メガ、ギガ、テラ、ペタ、エクサ、ゼタ、ヨタ…。数字に終わりはないわけで、足りなくなれば新たな「名」が必要になります。てことで、国際単位系接頭辞にヨタの次、新たな接頭辞「クエッタ(Quetta)」の追加が検討されているのだとか。

国際単位系接頭辞の追加を検討するのは、今年の11月に開催が予定されている「第27回General Conference on Weights and Measures(国際度量衡総会)」。検討されるクエッタは10の30乗。漢数字表記だと百穣(じょう)。京までしか浮かばなかった私にとって、百穣はゼロが30個と言われるよりもずっと遠いところに感じます…。

クエッタと同じく検討される予定のが、10の-30乗のクエクト(quecto)、10の27乗のロンナ(ronna)、10の-27乗のロント(ronto)。これらが決まれば、1991年制定のヨタ・ゼタ以来となります。

クエッタか…。たしかに、音の印象だけだと小さいよりも大きいイメージ(そういう検討会じゃない)。いつの日か、メガやギガなんて「昔」の話で、日常会話でゼタとかクエッタがでてくるようになるのかな。

Source: BIPM via PC Watch