シンガポール航空のベルトや救命胴衣を再利用した財布やポーチ、どれも欲しいぞ

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  • author 岡本玄介
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シンガポール航空のベルトや救命胴衣を再利用した財布やポーチ、どれも欲しいぞ
Image: Tocco Toscano

シュールなイラストが味わい深い。

シンガポールの革製品ブランドTocco Toscanoが、シンガポール航空とコラボレーションを行い、使われなくなった救命胴衣と安全ベルトをアップサイクルした「TOS x SIA」限定コレクションを作っています。

Video: ToccoToscano / YouTube

6種類の財布や小物入れが生まれる

1枚の救命胴衣からは携帯電話入れや財布やコースターなど、6種類のユニークかつオシャレなアイテムが作られます。どれも派手な黄色地に、使い方が描かれたイラストがそのまま活かされています。SDGs的にも良いアイディアですね。

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Image: Tocco Toscano

ラインナップはコースター、ポーチ、膨らませる際に引っ張る留具が付いたクラッチバッグ、長財布、折り財布、そして携帯電話入れ。安全ベルトはストラップとして生まれ変わり、バッグ類に合体させられます。その際はバックルが着脱できるよう、本来の機能が残されているのがミソです。

救命胴衣と合わせて使われているのが、廃棄されるリンゴを使ったアップルレザー。植物由来のヴィーガンレザーで、こちらもゴミにならずアップサイクルされています。

欲しい物は残っているかな?

現在は売り切れているものもありますが、ポーチが83ドル(約1万600円)、クラッチバッグが167ドル(約2万1400円)、電話入れが158ドル(約2万200円)といった価格帯で、バッグ5点セットが543ドル(約6万9600円)というのもあります。飛行機が引退しないと素材が入荷できないので、もし欲しいアイテムがなければしばらく待つことになりそうです。

以前には、ANAのファーストクラスで使われたシートが競売に出されたりしましたが、旅好きのためにもこうしたグッズが増えるとうれしいですね。

Source: YouTube, Instagram via Tocco Toscano via AXIS Web Magazine