ここまできたか!
ASUSが世界初となるリフレッシュレート500Hzのモニター「ROG Swift 500Hz」を発表しました。商品名に「500Hz」ってしっかり入ってる!
360Hzから500Hzに
1秒間にモニターに表示される映像を何回書き換えるかを表すリフレッシュレート。最近はスマホでもこれがけっこう話題になるので、気にしている人も多いと思います。数字が大きいほど書き換え回数が多く、つまり映像がぬるぬるスムーズでより綺麗ということになります。
スマホだと、例えばiPhone 13 Pro、Galaxy S22 Ultra、Pixel 6 Proが最大120Hz。ASUSのゲーミングスマホASUS Zenfone 8も最大120Hz。ASUSは2020年にも、他を頭ひとつ抜いて世界初の360Hzモニターを発表してますが、今回はとうとう500Hzに到達。
ROG Swift 500Hzは、24.1インチの1,080p E-TNパネル(Eスポーツ用でスタンダードTNパネルよりもレスポンスが60%速い)を採用。Nvidia G-SyncとReflex Analyzerに対応。現段階では、発売時期と価格は明らかにされていません。いくらなんでしょうね。トレードショーで実物モニターを見るだけ見てみたい気はする。
500Hzってどれだけキレイなの?
映像が綺麗なのは素晴らしいのですが、正直、ここまでのリフレッシュレートは普通の人はもちろん必要ありません。このモニターが真に必要となるのはゲーマーの中でもほんのひと握り。トップクラス中のトップクラス、一瞬の遅れが勝敗を分けるスーパーEスポーツプレーヤーだけだとは思うんですけどね。とはいえ、どれだけ綺麗なのかを動画で比較するとこのようになります。
ゼンゼンチガウ! ってびっくりしますよね。でも、映像を公開したNvidiaは、違いを見せるというミッションがあって作成した動画ですから。差がよくわかるように、ハイスピードモーションカメラのPhantom VEO 640S(メモリ72GB)で撮影していますし、映像にあるゲーム『Valorant』は1,000fpsでプレイされていますので、ね。人間の目でモニターを見る分には、ここまでの差がでません。
リフレッシュレートはどこまで進化するのでしょう。とりあえず、1,000Hzまでは突き進むようですが…。