縦位置写真が捗る!
三脚で写真撮影をしていて面倒なのが、縦横の向きの切り替え。雲台にカメラを取り付けた状態でカメラを縦位置にすると、どうしても画角が変わっちゃうんですよねぇ。そんなお悩みに対する画期的ソリューションがこちら。
光軸をセンターに入れて、回転ッ
Kickstarterにて出資募集中の「ATOLL」は、従来のアングル調整とは一線を画すユニークな手法を実現したカメラアクセサリー。まるでレンズを中心にカメラが回転してるみたいで、違和感がすごい!
モノはこんな形状。クイックリリース可能なベースプレートに、ボディと連動するプレートとリングがガッチンコしてます。
ベースプレートをカメラの三脚穴に取り付けたら、レンズマウントに対してセンターになるようリングの位置を調整。右上のネジを緩めるとリングが回転できるようになり、リングごとカメラを回転させて縦横を変更できるって仕組みです。
その利点はこのように、カメラを横位置から縦位置にしても画角がほぼ変わらないこと。ボール雲台でもギア雲台でも、基本的にカメラは縦横を変更すると画角が大きく変わってしまいます。画角変化が起きにくいとされているLブラケットと比較してもこの通り。画角変更も一瞬ですね。
見た目はレンズを三脚にくっつける三脚座のようですが、あくまでもカメラ本体を支えてるのがミソ。三脚座の場合はレンズ交換が面倒になりがちですが、「ATOLL」ならレンズ交換もお手の物。
風景写真なんかは画角をバシっと決めて撮るので、縦位置にするたびに画角を作り直す必要がないこのアイディアはとってもクレバーですね! とはいえ、一部のカメラではボタンやグリップが干渉する可能性があるとのこと。リングの径によって使えるカメラが限られるので、汎用性はあんまり。
それでも、この滑らかな回転カメラにはロマン感じちゃいますとも。Kickstarterでは79ドル(約1万円)の出資から「ATOLL」を受け取れます。縦横自在の三脚使いを目指してみる?
Source: Kickstarter