◯◯だけ。ってのはもう過去の話。
発表の時は「でっかい電子書籍リーダーが出たな!」って思ったんだけど、それは間違いだと気づきました。
だってこれ手書きもできますし、なんなら動画だって見られます。
まぁ、動画に関してはわざわざコイツで見る必要はないんですけど、手書きに関して言えば、このサイズのE Inkデバイスで手書きできるって体験として便利だな!って感じるところもありそう。
そんな何かが変わる期待感を感じるのが、本日発表のHUAWEIのE Inkタブレット「HUAWEI MatePad Paper」。
大画面で見やすく、文字まで書き込める
目に優しく、省エネなE Inkディスプレイ。その特性はやはり電子書籍リーダーとしての用途がメインになると思います。ここで活きるのがその大画面。
10.3インチという画面サイズを初めて持った時は「おまえ、それ電子書籍リーダーとしてはデカすぎだろう?」とか感じたんですが、実際に手に持ってみると「うわ!文字大きいのに情報量多い!好き!」なんですよね。
最近人気な電子書籍リーダーって、大きくても8インチくらい。それでも画面大きくて読みやすくて正義だな〜って感じていたんですが、10インチクラスを見ると文字の読みやすさは段違いですねー。
また、「HUAWEI M-Pencil(第2世代)」を使ったペン入力にも対応していて、読みながら電子書籍の画面にメモを取るといったこともOK。このサイズ感だと拡大・縮小を駆使しなくても、快適にペン入力できます。レスポンスは若干遅いけど、それはまぁE Inkですしね。
特に左右分割での電子書籍とメモ画面の同時展開は実用的です。
10インチあれば2分割しても文字の視認性も落ちないし、メモ領域も結構なスペースを確保できるんですよね。たとえば、会議資料を見ながらメモ取りたい場合などは絶対に便利だと思います。
アプリに対応。ブラウザで動画も見られるよ!
これだけだと大画面の電子書籍リーダー(ペン入力対応)なんだけど、一般的なリーダーとの大きな違いが、アプリ(AppGallery経由)のインストールに対応している点。
KindleもKoboも、LINEマンガも、青空文庫も、Audibleも。プラットフォームに限定されず、いろんな書籍が利用できます。
ブラウザも搭載し、YouTube動画も見られました。
まぁ、E Inkなので白黒紙芝居テイストであまり実用的ではないけど、一般的なタブレットでできることは一通りできる感じ。電子書籍リーダーというよりも、E Ink画面のタブレット。という表現の方が近いのかもしれませんね。
価格は6万4800円と、価格もタブレットクラスなので、なかなかにジャッジの悩ましき端末だけど、宅内・社内用リーダーデバイスと考えると、このサイズと機能は幸せになれるかも? って期待感があります。
大画面&軽い&目に優しい&手書きって価値をどうジャッジするか?皆さんどうですか?
Source: ファーウェイ