月の宇宙ステーション「Gateway」に日本人宇宙飛行士が配置されるかも

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  • author Kevin Hurler - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岩田リョウコ
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月の宇宙ステーション「Gateway」に日本人宇宙飛行士が配置されるかも
アルテミス計画で重要な役割を担うGateway
Image: NASA

月に最初に足跡を残す日本人は誰になるんだろう!?

先日、初来日を果たしたアメリカのバイデン大統領は、月周回に構築予定の宇宙ステーション「月周回有人拠点(Gateway)」に日本人宇宙飛行士を配置することについても岸田総理と話し合ったとのことです。

誰が宇宙ステーションに行けるのか?

Gatewayは月で有人活動を展開していくための中継基地として建設が予定されているものです。月での活動だけでなく、火星に人類を送り込むためにも使われるようです。

「近年、急速に変わってきているこの世界情勢において、日本と米国の協力体制は新しいチャレンジを一緒に取り組むに従って、より強く、深くなってきている」とNASAのプレスリリースでもバイデン大統領は述べています。「アルテミス計画」で日本人宇宙飛行士を送り込みたいという意欲が、日米両国にあるのは間違いないようです。NASAは2025年までにまだ誰も足を踏み入れていない月の南極側に宇宙飛行士を着陸させたいと考えているとのこと。Getewayは段階的に一部ずつ打ち上げて構築していく計画で進められていて、最初の打ち上げは2024年までに行うとされています。それまでにまだ時間はありますが、アルテミス計画に日本がどのように関わってくるのか? そして日本で宇宙飛行士がどのように選ばれるのか? 楽しみです。

NASAのアルテミスプログラムについて、現時点で分かっていることまとめ

NASAの月面計画「アルテミス」の現時点で分かっていることの概要。今年後半には無人宇宙船「オリオン」を伴ったアルテミス1が発射される。

https://www.gizmodo.jp/2022/05/overview-of-nasas-artemis-program.html