食べられないけどウェアラブルになるキノコ凄い。
土屋鞄製造所が生み出したブランドobjcts.ioより、キノコの菌糸を使った「マッシュルームレザー」でカバンを制作しました。
2週間経たずにすぐ育つ
新素材は、土屋鞄と提携したアメリカのバイオテック企業Bolt Threads社の「Mylo(マイロ)」を使用します。生き物を殺さない平和な革製品でもあり、使い終わったら自然に還せてエコ。2週間足らずの短い周期で育つので、どんどん作ることが可能と良いこと尽くめ。かつてはアディダスも、「マイロ」を採用したスニーカー「STAN SMITH MYLO」を発売したこともあります。
菌糸体は水と空気と培地を覆うマルチング材のみで育てられ、「マッシュルームレザー」に加工されると柔らかな手触りと上質感のある風合いを持つのだそうな。色や質感も自在に作られるようなので、これから注目の新素材ですね。
渋谷店で実物をチェック
そうして完成したのは、ソフトバックパックとウォレットバッグ。6月9日から6月30日まで、土屋鞄製造所 渋谷店にてサンプルが展示されるというので、実際に手に取って確かめてみたいですね。年内にはハンディLファスナーが発売予定なので、気になる方はウェイトリストご登録してみまよう。
Source: Instagram, objcts.io via AXIS Web Magazine, Bolt Threads, MYLO, adidas