M1か、M2か…。
2020年末にApple(アップル)の独自プロセッサ「M1」を搭載したMacが登場した時の感動は、今でもよーく覚えています。あれから1年半、今年の6月のWWDCでは、MacBook Airの次期モデルが登場するかもしれません。期待したいのはやはり、M1の次の世代のプロセッサ「M2」が搭載されること。
しかし、私達が望む形になるかどうかはまだわからないようです…。
新プロセス技術は来年に登場かも?
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— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) May 29, 2022
There is nothing bad with naming a minor-upgrade CPU of all-new design MBA as M2, which can also help new MBA sales. But if M2 series aims to bring great upgrades vs. M1 series and further enhance Apple Silicon's brand image, using 2023 N3/N4P wafer for M2 is better.
新しい製造プロセスの生産体制が整うのが2023年であることを指摘するクオ氏
Bloombergの報道によれば、現在アップルの社内で次世代MacBook Airがすでに使われ始めているそう。アップルは次期MacBook AirにM2チップを搭載することを目指していますが、一方で中国での新型コロナウイルスによるロックダウンにより、サプライチェーンの生産能力が切迫していることも伝えられています。
そして、著名アナリストのミンチー・クオ氏は、次期MacBook Airではデザインの刷新が大きなセールスポイントとなるものの、搭載されるチップはM1のマイナーチェンジ版になる可能性があるといいます。もともと期待されていた、新プロセス技術によって製造されるM2チップは2023年の採用になるのかもしれないとの見解です。
M1搭載MacBook Airの登場からすでに1年半が経過しており、普通ならそろそろM2へ刷新されてもおかしくないはず。しかしそれも、Mシリーズプロセッサを製造する台湾TSMC次第…といったところなのかもしれません。
Source: Bloomberg, 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) / Twitter