会社の椅子全部これにして良い説ある。
イケアがゲーミング家具に参戦してから早一年。まだまだゲーミング需要は強しということで、新たなゲーミングチェア｢STYRSPEL（スティルスペル）｣が登場しました。イケアとしては珍しい、背面だけでなく座面もメッシュのチェアになります。
可動域もサポートも豊富で、もはやオフィスチェア
カラバリは4色展開で、写真のものはグレー/レッド（ほかにはブルー/ライトグレー、ダークグレー/グレー、パープル/ブラック）。足のデザインが独特で、ゲーミングらしい遊び心が宿ってる感。
背面のフレームの模様も独特。首を支えるヘッドレスト、腰を支えるランバーサポート、そして肘掛けなど、欲しい要素はしっかりと揃っています。そして何より、可動域がすごい！ 見よ！
ヘッドレスト＆ランバーサポート＆肘掛けは上下に、座面は前後と上下、そしてリクライニングはロックが可能。合計6ヶ所も可動するんです！ でなんと、お値段は2万9900円。めちゃ安い…！
僕は価格が2倍以上もするオカムラのバロンチェア（ローバックタイプ）を持ってるんですけど、それと比較しても決して悪い座り心地ではありませんでした。しかもヘッドレストやランバーサポートも付いてるし、こっちの方が良いのではと思っちゃいましたね。シンプルにうらやますぃ…。
あえて重箱の隅をつつくなら、背面が台形になっているので肩幅のある人は肩に支えが届きません。でもこれも考えようで、無いほうが肩の可動域が確保できてラクという人もいます。というかゲーミングチェアなのにオフィスチェアと比較できてる時点で強い。
ヘッドレストは取り外し不可。これも取り外せたり角度調整ができればさらに高評価でしたけど、これも重箱レベルの誤差です。
メッシュの目は極めて細かく、通気性は充分。イケアのゲーミングチェアのラインナップで座面がメッシュなのは、おそらく今回が初です。メッシュ派には朗報。
PC作業も問題なし。ほんとにコレ、オフィスチェアとして個人でも会社でもアリなヤツだと思いますよ。イケア椅子は安全のため人が座っていない時はキャスターがロックされるんですけど、その仕様に慣れればかなり使いやすいはず。
｢テレワークが続くから、家にオフィスチェアを導入しようと思ってる｣と、そんな人はぜひ一度イケアに行って｢STYRSPEL｣に座ってみてください。2万9990円でこのクオリティは、ゲーマーにもテレワーカーにも福音になる可能性を秘めています。気になる発売日は、2022年10月頃を予定。
Source: イケア
Images: ヤマダユウス型
