最初に曲げるとき、ちょっと勇気いりそう。
折りたたみスマホが、高すぎると声もありつつじわじわと認知力をある今、フレキシブル有機ELディスプレイの活用がもっと広がるといいなと思います。かなり高額なガジェットになるでしょうが、それでも欲しいというコアユーザーがいそうなのがゲーム業界。Corsairが発表したゲーム用モニター「Xeneon Flex」は、ユーザーが自分でスクリーンを曲げることができます。
フラットなスクリーンをシチュエーションによって湾曲できるのは真新しい感じがしますが、実はちょっと前からあるアイディア。2021年のCESでは、プロトタイプではありますが、LGが48インチの有機ELディスプレイをボタン1つでカーブさせるというデモを行っていました。CorsairのXeneon Flexの特徴は、ボタン操作からモーターで湾曲させるのではなく、ディスプレイ両側にハンドルが付いていること。そう、ユーザーが手動で曲げるんです。フラットにするときも手動。左右対称じゃなくても、右だけ曲げても、左の角度大きめで曲げてもよし。手動にすることで、自由度が高い作りになっています。
Xeneon Flexの基本スペックは、アスペクト比21:9の45インチ(3440x1440)モニター。リフレッシュレートは最大240Hz。明るさ最大1000nits。NvidiaのG-Sync、AMDのFreeSync Premium規格に対応。基本情報で明かされていないのは…価格と発売日。Corsairいわく、年末には販売スタートとのことですが果たして。
Source: Corsair