火星時間も表示できる。ESAが認めたオメガのスピードマスター

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  • author 岡本玄介
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火星時間も表示できる。ESAが認めたオメガのスピードマスター
Image: OMEGA

火星に行くなら持参しないとね。

NASAによる火星探査ではヤバいものがたくさん見つかり、イーロン・マスクが入植しようと計画を進めている昨今。火星で着るためのパーカーが作られるなど、人類は火星を身近に感じつつあります。

そして今度は、腕時計のOMEGA(オメガ)が、欧州宇宙機関ESAの認証を受け、火星の赤い大地をイメージした「SPEEDMASTER X-33 MARSTIMER」を生み出しました。地球時間だけでなく、火星時間を見ることもできるようになっています。

Video: OMEGA/YouTube

火星とは時差がある

地球の1日は24時間ですが、火星の1日は1Solという単位で24時間39分35.244秒。さらに1年は687日ということで、地球の時計は使い物にならなくなってしまいます。なので現地で使うなら、現地時間が分かるものである必要があります。火星時間を表示すると文字盤には火星のシンボルが表示されます。

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Image: OMEGA

ベースは「SPEEDMASTER X-33」

筐体はグレード2チタンで軽くて頑丈。赤道色のリングはヘマタイトが使われています。デジタル時計でもあるため、アラーム、クロノグラフ、カウントダウン、2100年2月28日までのカレンダー、、バックライトを搭載しており、地球と火星の真北を示す太陽コンパス機能もあります。

気になるお値段は6,400ドル(約92万5000円)。なかなかのセレブ価格ですが、腕に巻いていたら、「火星は今何時かな?」と気になっちゃいますね。

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https://www.gizmodo.jp/2022/08/spinnaker-wena-3.html

Source: YouTube, OMEGA (1, 2) via NEW ATLAS, uncrate