使えるシチュエーションは広そう。
近年でこそ加工技術が向上してきたおかげで、チタンを時計素材として取り入れるブランドは増えていますが、シチズンは50年も前からチタンを使ってきた先駆け的なブランドです。
先駆けだけあって、シチズンのチタン技術の蓄積は相当なもので、最近は独自の表面硬化技術(デュラテクト)を取り入れたキズに強いスーパーチタニウムを開発して、積極的に製品化しています。高級感があるテクスチャーにして、軽量でサビや肌アレルギーにも強く、実用時計としてはかなり優れた素材といえます。
チタンとサファイヤガラスの対比が美しい
そんなスーパーチタニウムをフィーチャーしたモデルを中心にリリースしているシチズン アテッサのACT Lineから、エコ・ドライブGPS衛星電波時計の新作2モデルが発売されます。ワールドタイマー仕様で世界の都市コードがあしらわれたベゼルは、サファイヤガラス製でシャイニーな雰囲気です。3つ目のクロノグラフで、チタンを使ったことでかなり精悍な雰囲気。そこにサファイヤガラスベゼルの光沢が相まってスマートに仕上がっています。
機能的にもエコ・ドライブGPS衛星電波だから、時刻合わせや充電などのケアは一切不要。同社のエコ・ドライブムーヴメントでも最上位の「F850」を採用しており、時刻情報の受信にかかる時間は世界最速レベルのわずか3秒。実用性の面でも文句なしですね。
シチズンらしい生真面目なルックスなので、スポーティブなモデルでありながら、スーツなどに合わせても違和感なく使えるでしょう。
ブレスレット違いでスーパーチタニウム(CC4055-65E)とウレタン(CC4050-18L)の2モデルがあり、価格はスーパーチタニウムが28万6000円、ウレタンが23万1000円です。スーパーチタニウムブレスレットは、ソニーwena 3の替えバンドにも対応しているので、合わせて使うとさらに強力なビジネスツールとなるでしょう。発売は10月13日です。
Source: CITIZEN