Google(グーグル)で働く人たちの才能を無駄に生かしまくった最高作品!
2016年のエイプリルフールに発表された物理フリックキーボード以来、Google Japanがリリースし続けているキーボード。2016年はGboard 物理手書きバージョン、2019年はGboard スプーン曲げバージョン、2021年はGboard 湯呑みバージョン。そして今年は「Gboard 棒バージョン」と来ました!
キーボードの位置がなかなか覚えられない、キーボードがデスクの場所を取りすぎている。そんな問題を解決するために生まれたのがこの棒バージョン。すべてのキーを一列に並べてあります。長さは1.65m。キーの配列はQWERTY 配列とASCII コード配列の2種類が準備されています。さらには一列にすることで自然に腕が広がって仕事中にストレッチもできてしまうという健康問題まで解決してくれるこのキーボード。これからのキーボード界の希望となるように開発されたそうです。
1.65mの長さなので、隣の人とのソーシャルディスタンスも取れますし、長さを利用してふたりで連弾使用することだってできちゃいますし、席を立たなくても棒バージョンで電気のスイッチを入れることにも使えます。山道でプログラミングの作業がある場合は、キーボードを杖代わりにもできます。Googleの開発者のみなさんが大真面目にいいところを語っている動画、ご覧下さい。
画期的なキーボード、皆さんが欲しい気持ちはわかりますが、発売の予定はないそうです。その代わり、3Dプリンターなどで自作できるように、設計図、回路図、ファームウェアなどすべてオープンソースとして公開されているのでDIY可能です!