二足歩行がいかに難しいかわかりますね。
驚きの週末となりました。出ました、歩きました、手を振りました、Teslaの人型ロボットが! アメリカ現地時間では先週金曜日、10月1日に開催されたTeslaの「AI Day」で、ついにロボットがお披露目されました。
イーロン・マスク氏がいう、人間の細々とした日常的タスクを手伝ってくれるという人型ロボット「Optimus」のコンセプトです。まだまだ荒削りですが、大きな進歩だ!と思ってしまうのは、昨年発表されたOptimusの構想では、人間が全身タイツを着たロボ的な何かが登場してしまったからでしょうか。
今年のステージでは、二足歩行し、手をふり、両腕あげてのガッツポーズを披露したOptimus(の前身)。デモ動画では荷物を持ったり、プランターにお水をあげたり、ちょっとしたタスクをこなしていました。本当は(ステージでも)もっといろいろできる・させたいそうですが、マスク氏は「顔から転んで欲しくないからね」とジョークを飛ばしてリアルデモはせず。
発表されたロボは2モデル。大きく取り上げられたのは、二足歩行したモデルで、まだラフな開発段階であり、将来的にはOptimusになるロボットです。もうひとつは、ステージには登場したものの、自力移動ではなくスタッフ数人にヨイショと抱えられて出てきたロボット。よりマネキン感が強く、真っ黒な顔についたギョロっとした目がちょっと怖い。こちらは、(ステージでは)動けなかったものの、開発が進んだヴァージョンだそう。
1年で全身スーツからヨチヨチ二足歩行まで進化を遂げたTeslaの人型ロボ。来年はどこまでいってるのかなぁ。