本人がヤバけりゃ、ファンもヤバい!(いい意味で、たぶんいい意味で。)
上掲の画像は、ファンが作ってテスラ本社に送りつけてきたイーロン・マスク像の写真です。頭はマスク氏、体はヤギ、ロケットに乗ってます。合成画像かと思うほどの破壊力。冨樫義博先生が描く地球外生命体のようで、奥深すぎ…。
どうしてそうなったのか?
クレイジーなマスク像を製作したのは、「Elon GOAT Token(EGT)」という仮想通貨を発行するグループ。マスクファンを自称しており、勝手に銅像を作り、勝手にテスラ本社に持っていきました。「GOAT(ヤギ)」は、「Greatest Of All Time(史上最高)」の頭文字をとったものなんですって。なるほど、ロケットに乗っているのは、マスク氏の頭がついたヤギなんですね。(芋虫かと思いました。)首には金メッキのドージコインのネックレス。ロケットには火を吹くという仕掛けまであるそうです。マスク氏の頭部は、カナダの金属彫刻家Kevin Stone氏が6ヶ月かけて製作。ヤギとロケットは、アメリカアリゾナ州の建築事務所Spectacleが担当。ぜんぶで重さ5440キロ! 製作費60万ドル!
狙いは仮想通貨の宣伝
EGTチームは、ウォール・ストリートジャーナル紙の取材にて、テスラ本社にマスク像を持っていき、イベントでマスク氏本人に受け取って欲しかったと語っています。が、もちろん真の狙いはプレゼントすることではなく、それによる仮想通貨EGTの宣伝です。マスク氏がツイートしてくれたら、ガゴーンと通過の価値が上がる可能性は高いですから。
今のところ当のマスク氏は完全スルー。
残念ながらEGTチームの目論みは外れたわけですが、そこはこんな銅像を作っちゃう人たちですから、簡単にはめげません。このマスク像をひっさげてEGTを宣伝するため、全米ツアーを計画中だそうです。
マスク氏本人も、そのファンも、非常にメンタルが強いのです。