3Dスキャン&プリント技術があれば、夢の「痛くないパンプス」ができる

  • author 中川真知子
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3Dスキャン&プリント技術があれば、夢の「痛くないパンプス」ができる
Image: AYAME

快適パンプスなんて神話でしょ?

パンプスを履きたい、もしくは履かなくてはならない人は少なくないと思います。

でも、あれって拷問並みに痛いんですよね。前のめりになっているから歩きづらいし、ヒールが細ければ踏ん張るために指の付け根への負担が増える……。私はコンフォートシューズを扱うお店でメンテナンスしてもらったパンプスを何足か持っていますが、それでも既製品には限界があるな、と思っています。

だから気になってしょうがないのが、オーダーメイドのパンプス。昔は高価なアイテムでしたが、今は3Dスキャンと3Dプリント技術のおかげでひとりひとり違う靴型を安価で作れるようになったんですよ。

フィット感が違うらしい

3Dスキャンと3Dプリンタ技術でオーダーメイドの靴を作るのは、AYAME

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Image: AYAME

これまでのオーダーメイドは、2Dで測ってから職人が靴型を作っていましたが、AYAMEは、ヒールと同じ台に乗った状態で足を計測するから靴を履いた状態に近い足の3Dデータで靴型作りが可能に。

ひとりひとりにピッタリのパンプスを作れるのだそう。

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Image: AYAME

また、靴のデザインにしても、つま先の形状、履き口、ヒールの太さなどを選べるから、よりフィットして歩きやすいものに近づけられるみたい。

測定から完成までは約1ヶ月。普通のオーダーメイドなら、半年から1年かかってもおかしくないところ1ヶ月で完成するだなんて、ワクワクしすぎて我慢できない私にもピッタリです。

靴もサブスクの時代

AYAMEのパンプスの支払いはサブスク方式。

月額5,500円(税込)の12ヶ月払いで、ヒール底や中敷の交換といったメンテナンスが含まれています。2年目以降もメンテナンスのサブスクを継続できて、そちらは月額1,650円(税込)。

靴のメンテナンスは決して安くないので、私は履く頻度とメンテナンス費を天秤にかけて先延ばしすることもあります。でも、AYAMEの靴なら、どんどん履いて足に慣らして、すり減ったらメンテナンスしてもらうサイクルが可能なわけですね。


「走れるパンプス」を探している人って多いと思うんです。私も、評判を耳にすれば購入してみて、ダメだったらすぐに手放して……を繰り返した結果、今ではNIKEのスニーカーかHARUTAのローファーで落ち着いています。でも、パンプス履きたいんです、切実に。

というわけで、ぜひとも試したいAYAMEのオーダーパンプス。計測は日本橋のお店で行ないますが、自宅で計測するキットも用意しているみたい。個人的には、履き心地も気になるけれど、足を3Dスキャンしてもらうってのも楽しそうでワクワクするんですよね〜。

Source: AYAME