ミニマルでシンプルで印象的なデザイン。
電気で走るEVバイクにはいろんなデザインが増えてきましたが、バッテリーパックを2個積めるタイプは珍しいかと思います。オランダ発のBREKR「MODEL B」がまさにソレで、シートを持ち上げると薄型の充電池が2枚入ります。
印象に残るフレーム
ユニークなのはバッテリーだけではありません。横から見ると1本斜めに走るメインフレームも、ミニマルなデザインで非常に印象的。上から見ると左右から2本でバッテリーケースを挟んでいるんですけどね。
電動は走行音が静かなので、モーター音を出すスピーカーもあり、スイッチひとつで無音と切り替えることもできます。
走行距離100kmにつき1ユーロの高コスパ
2,0kWhのバッテリーはフル充電に5時間かかりますが、1枚で50~70kmの距離を走ります。それが2枚だと100~140kmに伸びます。電気代は100kmにつき1ユーロ(約142円)で、ガソリンと比較するとあまりにも激安。排気ガスも出さず「電動最高!」と叫びたくなるほどです。
充電はバイクに装填したままでも、引っこ抜いてもOK。またバッテリーケースは下っ腹にあるので、低重心で安定感のある走りが楽しめます。
eバイクも同じフレーム
BREKRは自転車型のeバイク「Model F」も作るようになり、そちらにも同じデザインが踏襲されています。eバイクのメーカーがEVバイクにも手を出すパターンは他にもありますが、ここまでデザインに統一性を持たせているところは…ここが初めてかもしれません。
11色のフレームと2色のシートで迷っちゃう
「MODEL B」の最高時速は25kmと45kmのモデルが選べ、フレームのカラバリは11色。価格は4,949ユーロ(約70万円)からで、シートも黒と薄茶色から選べるので、きっと気に入る1台が見つかることでしょう。
Source: YouTube (1, 2), Instagram via BREKR (1, 2) via uncrate