ゴツいけどスマートな釣り竿が爆誕。
釣り好きの人にとって、その楽しさや醍醐味は語り尽くせないこと思います。ですが、普通の人には、いつ動くか分からない浮きを凝視し続けるのも、リールを巻いたり戻して魚を徐々に手繰り寄せる駆け引きも、あんまり興味がないものだったりします。
指先ひとつでフィッシング
中国の発明家ユーチューバー、手工耿Handy Gengの最新作は、スマートフォンの上下スワイプでリールを巻くというハイテク釣り竿。浮きがツンツンしたら知らせる検知機能まで付いて、スワイプ操作に慣れた現代人ならではの1本になっています。
氷に穴を開けたり、土を掘ってミミズを探すのに便利なシャベル付き。竿が鉄筋製なので、ガシガシ掘っても曲がる心配はありません。氷に穴が空いたら、シャベルはそのまま竿を斜めに固定する台に置けば準備OK。スマホのスワイプに応じて電ノコの刃(!?)が回転し、釣り糸が上下します。浮きが沈むとスマホが震え、音声でも知らされるのでよそ見をしていても問題ありません。あとはひたすらスワイプするだけ。
問題点も別の用途もある
問題は素手でスワイプしたら手先が寒くて仕方がないことと、魚に触ったら生臭いままスマホをスワイプしないといけない点。ですが、釣りに飽きたら凧揚げも楽しめ、鎖を使えば鍋を火にかけたりとマルチに使えるのも魅力。LEDがビカビカと光るので、夜釣りも楽しめますね。
今の科学技術であれば、釣りを完全自動にすることだって可能ですが、あえてスワイプ操作するのがイマドキかと思います。古典的な釣りを、スマホの利点を活かして超アップグレードさせた着眼点がナイスです。
Source: YouTube via The Awesomer