自宅で仕事、集中できてます?
ええ、聞こえてきます。「リモートワーク最高!って思っていたけれど、集中できないんだよね。眠くなっちゃうし」なんて声が。
そんな悩みにおすすめなのが「uHoo」。10年近く自宅で仕事をしている僕が愛用している、Wi-Fiと接続して空気をモニタリングできるガジェットです。
「なんか疲れる」「だるい」「眠い」。その原因はCO2かも
この「uHoo」がモニタリングできるのは上記9つの数値で、専用のスマホアプリから閲覧できます。
温度や湿度といった基本的なものから、TVOCや二酸化窒素のような聞きなれないものまでそろっていますが、リモートワークの集中力や眠気に大きく関わってくるのが「二酸化炭素」なんです。
近年、換気状況の指標として「二酸化炭素濃度」という言葉をよく聞きますが、それって「リモートワーク快適度」に影響を与える数値でもあるんですよ。
というのも、「二酸化炭素濃度が濃い空間にいると、人は疲労感の増加、注意力低下、眠気、頭痛などを感じやすくなる」ことがいくつかの研究で明らかになっているから。
「疲労感の増加、注意力低下、眠気、頭痛」って、仕事を邪魔する要素でしかないですもんね。
グラフで一目瞭然。リアルタイムなモニタリングが便利
「uHoo」で便利な機能が、基準を超えた際のアラート。
もちろんプッシュ通知にも対応しています。
そして、「uHoo」はモニタリング状況を項目ごとにグラフで記録してくれます。
下の画像は二酸化炭素のグラフ。1日の中での推移や、月内での動きもチェックできますよ。
二酸化炭素濃度が基準を超えたので、11時15分ごろに窓を開けました。基準範囲に収まる11時50分まで、きれいに推移していることが分かりますよね。
ここまで効果が可視化されると、自然と換気モチベーションも上がります。
とくに冬場は締め切って空気がこもる傾向にあるので、油断するとすぐに基準値超えをしてしまい頻繁に通知が来るんですよ。
それって逆に言えば「uHoo」を導入するまでは、部屋の空気質が悪い状態でずっと仕事をしていたということ。そりゃ眠くもなりますよ。
「空気系家電」の本領を発揮させる、名キャプテン
ここまで二酸化炭素にフォーカスしましたが、先述の通り「uHoo」は他にも8つの項目をモニタリングしてくれるので多角的にお部屋の空気をコントロールできて便利です。
例えば、カビが生えやすい梅雨時や、乾燥しやすい秋冬は、「湿度」の基準値超えアラートは除湿機や加湿器の設定調整に役立ちます。夏や冬の「温度」は言わずもがなで、熱中症対策にもおすすめ。他にも「PM2.5」を使えば空気清浄機の効果が実感できますね。
というわけで、「uHoo」はお部屋にあるエアコン、サーキュレーター、加湿器、除湿機、空気清浄機なんかとの相性抜群です。それらの家電を活用している人は、かなりの満足度が得られると思いますよ。
ここ1〜2年ほどで二酸化炭素濃度モニターが爆発的に普及したこともあり、単純にCO2を測るためだけならば「uHoo」は割高な製品となっているのが現状です。しかし、自動的に記録を取ってくれること、アラートをスマホに通知してくれること、そして多数の指標をモニタリングしてくれるというメリットは、実際に使ってみるととても大きく感じます。
空気は仕事効率にも、健康にも影響します。長期的な視点で考えればきっと有益な投資になるはずですし、僕はいちユーザーとしてとても気に入っています。
※価格など表示内容は執筆時点のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。
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